2016年9月6日 更新

知っておきたい!オーガニックコスメ認証機関について~前編~

知っておきたい!オーガニックコスメ認証機関について~前編~

以前、オーガニックコスメについての記事でオーガニックコスメ認証機関について軽く触れましたが、身近でないだけに、いまいちどんな機関かわかりませんよね?今回はそんな方のために、オーガニックコスメ認証機関の各々について詳しく紹介していきます。

オーガニックコスメ認証機関とは?

日本では「オーガニック」という名称が公的に認められているのは、有機JAS規格に適合した”食品のみ”で、オーガニックコスメに関しては特に決められた事項はありません。そのため化粧品会社がそれぞれの判断でオーガニックコスメを開発し販売しています。

けれど、これでは一般の方はどれが本物の「オーガニックコスメ」かどうか判断がつかないですよね?そのときにひとつの指標にすると良いのが、海外にあるオーガニックコスメ認証機関の認証を取得しているか否かです。

オーガニックコスメ認証機関といっても、ひとつではなくいくつものオーガニックコスメ認証機関があり、その基準も異なります。それでは次で、海外にあるオーガニックコスメ認証機関の名称や基準の一部についてお話します。

オーガニックコスメ認証機関① ECOCERT

ECOCERT(エコサート)とは、フランスに本拠地を置く世界最大規模の有機認証機関で、ECOCERTグループだけで、オーガニックコスメ認証の世界シェア75%を誇っています。1991年に設立され、現在では世界各地に23の支社を置き、80ヶ国以上で有機認証を提供しています。

認証基準の一例は下記のとおりです。

・95%が天然原料である
・そのうちの植物原料の95%以上はオーガニックでなければならない
・容器のリサイクル性が高い
・製造は環境を配慮している

ecocert
出典 :

オーガニックコスメ認証機関② COSMEBIO

COSMEBIO(コスメビオ)は、フランスのエコロジカル・オーガニック化粧品協会が運営しており、2002年に設立されました。エコサートのマークは、基準を満たしたオーガニック製品のみに与えられています。

認証基準の一例は下記のとおりです。

・植物原料は95%以上がオーガニック原料でなければならない
・商品の原料の10%以上がオーガニック原料でなければならない
・イオン化処理をしていない
・化学香料を使用していない
・遺伝子組み換えされた原料を使用していない
・動物実験をしていない

cosmebio

オーガニックコスメ認証機関③ NATRUE

NATRUE(ネイトゥルー)は、ベルギー・ブリュッセルにある国際的な非営利団体です。2007年に設立され、自然派化粧品・オーガニック化粧品に関する厳格な基準の維持を目的としてします。

認証基準の一例は下記のとおりです。

・ナチュラルおよびオーガニックな成分が配合されている
・動物実験が行われていない
・製品や植物性成分には放射線処理が施されていない
・シリコンオイルやその誘導体が含まれていない
・パラフィン、PEG、プロピル系、アルキル系などの石油系原料が含まれていない

natrue

最後に

これらのことを見てわかるように、認証機関によって基準は異なります。どこの認証機関の認定を取得するかは企業側で決めることであり、また、認証機関の認定を取得していない本格的なオーガニックコスメも存在します。

また、認証を取得していることと、お肌に優しい・安全は別問題です。オーガニックコスメを使用しても肌荒れを起こす人は多くいます。

重要なのはケミカルコスメかオーガニックコスメかではなく、ご自身のお肌に合う化粧品を使うことです。ですので、この認証マークは参考程度にし、コスメそのものの品質を吟味して、ベストなものを選んでみてください。

出典 :
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薬剤師・化粧品開発・抗糖化美容研究家・美容ライター 大学卒業後、薬剤師として調剤薬局に勤務、その後化粧品会社の薬事・商品開発に携わる。結婚を機に独立し医師薬剤師共同開発ブランドを立ち上げる。 自身のブランドとして「MarryMemory」、「Doctor&Pharma」がある。 化粧品会社の総括販売責任者・医薬品関連会社の管理薬剤師経験を持つ。 美容健康の知識は専門的...
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