2016年12月7日 更新

世界で一番長い披露宴?明け方まで続くハンガリーの結婚式 カントリー編

世界で一番長い披露宴?明け方まで続くハンガリーの結婚式 カントリー編

ハンガリーの結婚式は世界一長い!?前回の「世界で一番長い披露宴?明け方まで続くハンガリーの結婚式 フォーマル編」に続き、ハンガリーのブライダル事情をレポートします。今回はカントリー風レストランが会場となったハンガリー人カップルの披露宴です。

ハンガリーでは挙式を迎える朝に手作りスイーツがたくさん

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

ハンガリーの結婚式レポート2回目です。
今回は、前回「フォーマル編」でご紹介したのと同じデブレツェンで行われた別のカップルの挙式、披露宴の様子をお伝えします。
上の画像は花嫁さんのご実家のリビング。
挙式当日を迎えた朝、花嫁さんの実家では、ご親族がその数日前から手作りしていた大量のスイーツで来客をおもてなしする習慣があるのです。

リフォーマーの教会前で記念撮影する新郎新婦

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

リフォーマーの教会のインテリアはいたってシンプル

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

キリスト教の教会と聞くと、豪華なステンドグラスやパイプオルガンの音色に包まれるカトリックの教会を思い出す人が多いと思います。
写真の新郎新婦はキリスト教の中でもプロテスタントの宗派にあたるリフォーマー(改革派)という教会で挙式しましたが、リフォーマーの教会は外観も内装も、かなりシンプルです。

夕方からスタートする披露宴会場は郊外ののどかな場所

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

披露宴は木のぬくもりに包まれたカントリー調のレストランで

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

レストランの外には放牧された馬たちが!

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

牧場がある披露宴会場というのは、日本ではなかなかお目にかかれないスタイルかもしれないですね。
ハンガリーでは森の中にある自然豊かな会場で披露宴が行われることも珍しくありません。

日本と同じく座席は指定席…ナプキンとともに添えられたネームカードで場所を確認

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

ハンガリーの披露宴では日本のように座席表を渡す文化はありません。
そのかわり、ゲストの席にはゲストの名前入りのクッキーがあったり、このようにナプキンの上にネームカードがはさまれており、それを見て座席を確認します。
あるとき、お呼ばれした披露宴では、座席のところに新郎新婦が手描きした小さな漫画が置いてあり、表紙にゲストの名前が記載されていて、それがネームカード代わりだったのにはとても驚きました!
新郎新婦の粋なはからいが、そういった細かいところに現れるのがハンガリー流の結婚式です。

新郎新婦が座る高砂(席)

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

披露宴のスタイルはハンガリーでもそれぞれ。
新郎新婦がお料理をいただく暇もないほど余興が続く披露宴もあれば、ゆったり歓談や食事ができるスタイルまであり、実にさまざまですね。

ハンガリーの代表的な家庭料理「トルトット・カーポスタ」

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

ハンガリーといえばパプリカを思い浮かべる人が多いほど、パプリカはこの国の名産品であり、ハンガリー人のパプリカ消費量は世界一ともいわれています。
そのパプリカを粉にしてスープなどの味つけに用いるのがハンガリー・レシピの定番。

披露宴でもパプリカの粉を味つけのベースにした料理が次々と出てきますが、写真はハンガリー風ロールキャベツの「トルトット・カーポスタ」というものです。(カーポスタはハンガリー語でキャベツの意味)。
簡単に作り方を説明すると、ロールキャベツの中には豚肉、お米などとともに酢漬けしたキャベツの「ザワークラウト」が詰められており、パプリカ風味のスープでことことと煮込みます。
トルトット・カーポスタはハンガリーの家庭料理を代表するメニューです。

新郎新婦もゲストもダンスをするのがハンガリー流結婚式

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

外に出て一服する人・談笑する人…披露宴は明け方まで続くので出入りは常に自由

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

ハンガリーの慶事に必ず登場するのが子豚の丸焼き

©FinoMagazin
出典 :
©FinoMagazin

少し気分を害される方がいらしたら申し訳ないのですが、ハンガリーでは、結婚式や新年を祝うNew Years Ive、進学、お祝い事の際に、必ずといっていいほど、子豚の丸焼きが参加者にふるまわれるのです。
ハンガリー固有で希少種の豚、マンガリッツァは、この国の国宝に指定されており、ハンガリーでは慶事の際に、マンガリッツァの子豚を丸焼きにしていただくのが一般的なのです。

この日の披露宴も結局、お開きになったのは明け方4時過ぎでした。
小さなお子さん連れのゲストなどは、だいたい深夜0〜1時台に帰宅していきます。

ちなみにお祝儀には、ハンガリーでも日本と同様に、ある程度の金額とともに新郎新婦に似合うプレゼントを添えて渡すのが一般的です。

ハンガリーの披露宴は新郎新婦とゲストがともに楽しむ余興が延々と明け方近くまで続きます。
もしかしたら世界一長い披露宴かもしれませんね♪
今回は、ハンガリーの結婚式と披露宴の様子について、この国独自の結婚式文化を交えてご紹介しました。

前回ご紹介した、ハンガリーのフォーマルウェディングの様子もチェックしてみてください。
 この記事が気に入ったらみんなにシェア!
ハンガリー在住コラムニスト ネイル・コスメブランド “Moyra” プレス。ハンガリー情報ウェブササイト“FinoMagazin”(フィノマガジン)編集長。Yahoo! Beauty &TRILLライター、住まいの大学インテリア講師、ワインアドバイザー(Wine & Spirits Education Trust認定ハイアー・サーティフケート)、コピーライター、ディレクター...
世界で一番長い披露宴?明け方まで続くハンガリーの結婚式 カントリー編
この記事が気に入ったら「いいね!」
Platt! BEAUTYの最新情報をcheckしよう♪

Papp Hidekoさんの新着コラム

Nail

byPapp Hideko

2017年の干支ネイルは意外と簡単?新春を寿ぐ超繊細“バード”ネイルの作り方

2017年は酉年。干支であればニワトリのイメージですが、今回は縁起物の干支にちなんだ、“トリ”模様、“バード”を集めてみました。しかも、いずれも少し練習すれば自分でできてしまうものばかり。早速、ご紹介していきますね。

この記事を読んだ方にお勧めのコラムこんな記事も人気です♪

by西田 彩花

最高にオシャレな「縦割りグラデ」…目元を華やかに彩る方法をご紹介します

縦割りグラデ、あなたはしたことがありますか?まぶたに2色のシャドウを、縦にグラデーションさせて塗る方法です。縦割りグラデを活用して、彫りが深く見える方法やこなれて見えるメイク方法をレクチャーします。

by辻岡 奈保美

毎日の家事を楽しくするコツ♡a day(アデイ)のホームケアグッズで大好き...

やる気が出ない日も忙しい日も、a day(アデイ)のホームケア&ホームフレグランスグッズがあれば穏やかな気持ちで家事に向き合えるはず。アパレルブランドの立ち上げや、企業のブランディングを手掛け、そのライフスタイルにも注目が集まるブランディングディレクター福田春美さんによるホームケアブランド「a...

by森 優

人生に”癒し”が必要な理由って?五感を刺激して効果的に癒される方法

「癒される」...ふんわりとした素敵な言葉ですね。しかしそもそも癒しとは何でしょうか? 「癒し」とは、心身に安心感をもたらせる事。なんだかホッとする、なんだか落ち着く、何も考えずに解放されている、そんな時に人は癒しを感じています。ではこのようなとき人間の身体はどうなっているのでしょうか。

この記事のキーワードキーワードからコラムを探す