2016年12月7日 更新

くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目や喉のかゆみ…花粉症の症状を徹底解明!

くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目や喉のかゆみ…花粉症の症状を徹底解明!

春先になると、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど…、多くの人を悩ませる「花粉症」を徹底解明します。早くも症状が出始めている方もいるようですが、この時期は風邪と区別がつきにくいためすぐに対策できないというのも悩みどころ。今の内に花粉症について知識を蓄えておきましょう!

花粉症の原因は……?

花粉症の原因No.1というと…「スギ花粉」が花粉症の原因の7割を占めるといわれています。
なぜかというと、その量も関係しており、全国の森林面積の18%、国土の12%がスギ林で、この広大なスギ林から大量の花粉が飛散します。
また、スギの木の少ない北海道や沖縄では、他県に比べ花粉症患者は少ないそうです。

スギ以外には、ヒノキ・シラカバ・ハンノキ・ケヤキ・コナラなどの樹木、また、カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ・カナムグラなどの草花の花粉も花粉症の原因とされています。
なお、秋に飛散するイネ科・キク科の植物などの花粉によっても花粉症は起こります。

日本では60種類の花粉が花粉症の原因と報告されていて、地域によっても飛ぶ花粉の種類や時期が違います。

花粉症の症状が出るまでのメカニズム

花粉が鼻や目の粘膜に付着。

粘膜にある免疫関連細胞(リンパ球)が、花粉を異物(抗原)として認識し、抗体(IgE抗体)がつくられる。

再び花粉が粘膜に付着すると…
抗体が待ち構えているので、花粉を認識した抗体は肥満細胞(皮膚に存在する細胞)を刺激して「ヒスタミン」・「ロイコトリエン」などを放出し、抗原である花粉を追い出そうとする。

「ヒスタミン」は鼻粘膜の神経を刺激して、くしゃみを起こさせ、鼻水で花粉を洗い流そうとする。

花粉症になる人とならない人の違いは……?

上記のように、くしゃみや鼻水などの症状は、花粉を体の外に追い出すために出ます。
花粉症になる人とならない人の違いは、体内に侵入してきた異物に対して、生まれつき抗体ができやすいかどうかという遺伝的な違いと考えられています。

花粉症と風邪との違いは……?

花粉症は「くしゃみ」・「鼻水」・「鼻づまり」という三大症状が特徴です。
また、目に現れる症状としては、かゆみ・なみだ目・粘膜充血などが多く見られます。
重症になると、食欲減退・悪心などの胃腸症状や頭重感・全身倦怠感なども見られます。

風邪との違い

・くしゃみが連続して出る。
・鼻水は水のようにサラサラで無色。
・発熱はしない。
…といった違いが見られます。

また、花粉症は毎年花粉の飛散する時期に決まって同じ症状を繰り返し、飛散量が多くなると重症化します。

自分でできる予防方法

外出するときには…

外出時は花粉との接触をできるだけ避けることが大事です。
マスク・めがねの着用を推奨します。
洋服は、生地の表面が滑らかな素材の上着を羽織ると、花粉が衣服に付着しにくいのでオススメです。
外出する日の花粉の飛散量をテレビや新聞等でチェックすることも忘れずに!

家の中・帰宅時には…

花粉症のシーズンは特に、帰宅したら玄関の外で花粉をよく払い落とし、家の中に花粉を持ち込まないように注意しましょう。
そして、手洗い・うがい・洗顔をして、花粉を洗い流すこと。

また、窓や扉もむやみに開閉しないようにしましょう。
こまめに掃除をして除去することも大切です。
洗濯物は、なるべく室内に干すようにしましょう。

花粉症の治療薬って?

現在のところ、花粉症を完全に治す薬はありませんが、症状を軽くするために症状の種類や重さによって飲み薬や点鼻薬などが使われています。
ベースになるものは「抗ヒスタミン薬」の飲み薬で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどを軽くする効果があります。

花粉症の薬は医師の指示どおりにきちんと飲み続けることが大事です。
自己判断で飲むのをやめたり、量を変えたりしないようにしましょう。

飲み薬

◆抗ヒスタミン薬
鼻の粘膜でヒスタミンのはたらきをブロックし、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを軽くします。
その中でも、「第2世代抗ヒスタミン薬」は、効果にも優れ、眠気などの副作用が軽減されます。

◆遊離抑制薬
鼻の粘膜で肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンが出てくるのをおさえる薬です。
症状が比較的軽いときに使用されます。

◆抗ヒスタミン薬/α交感神経刺激薬配合剤
抗ヒスタミン薬と、血管を収縮させるはたらきのあるα交感神経刺激薬の配合剤です。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりに対して、優れた効果が期待されます。

点鼻薬

◆鼻噴霧用ステロイド薬
抗炎症作用により、くしゃみ・鼻水・鼻づまりに対して優れた効果が期待されます。

◆点鼻薬α交感神経刺激薬
血管を収縮させることで、鼻づまりを解消する点鼻薬です。

話題のスーパーフラボノイド!「ナリルチン」って?

ポリフェノールの一種で植物に含まれている成分のフラボノイド。
中でも、大豆のイソフラボンやブルーベリーのアントシアニン、緑茶のカテキンなどが有名です。

フラボノイドにはたくさんの種類があり、効果もさまざまです。
「ナリルチン」は、主に柑橘類に多く含まれるフラボノイドでアレルギーに対する作用が専門家の間で指摘されています。

「ナリルチン」の含有量

・温州ミカン…4.6mg
・すだち…16mg
・グレープフルーツ…194mg
・伊予柑…224mg
・ジャバラ…882.2mg

ジャバラには温州ミカン191個分のナリルチンが含まれています!!
特に、その果皮には果実の13倍含まれているのだとか。

「ナリルチン」を多く含むジャバラ

ジャバラのナリルチンが花粉症対策に役立つということが、ネットやメディアで話題になっています。
ジャバラは和歌山県北山村(三重県と奈良県に接し、和歌山県に接していない全国唯一の飛び地の村)という人口500人程度の小さな村で栽培されています。
種が無く、接ぎ木でしか増やすことができない貴重な柑橘です。

黄色く熟した果実よりも青い状態のほうがナリルチンが多いので、青い状態のまま収穫するそうです。
それを皮ごと絞ってジュースとして利用したり、また果皮を粉末にしていろいろな食品に混ぜたり、またサプリメントとしても活用されています。

花粉症は4種類あるアレルギータイプのⅠ類に分類されるそうですが、ナリルチンは、その抗炎症作用や抗アレルギー作用から、同じⅠ型アレルギーであるアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくへの対策にも期待されているそうです。

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ビューティーエイジングコラムニスト 企業セミナー講師 ブライダル司会 コーチングプロコーチ 【保有資格】 ▪︎一般社団法人日本化粧品検定協会 認定コスメコンシェルジュ ▪︎日本コンタクトセンター教育検定協会 認定ラーニングファシリテーター ▪︎公益社団法人日本電信電話ユーザ協会講師 ▪︎ASTRO-L認定プロコーチ その他多数 はじめまして。 企業セミナー...
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