2016年12月7日 更新

カフェインの摂りすぎには要注意!!正しく摂取して健康的な体に…

カフェインの摂りすぎには要注意!!正しく摂取して健康的な体に…

毎朝、目覚めの一杯として愛飲している人も多いコーヒーや紅茶。 そのなかに含まれるカフェインは脳を覚醒させる作用や利尿作用を持つなど、さまざまな効果が知られています。スポーツの場でも対症療法的に使われることがありますね。 しかしカフェインにはいい面もあるのですが、過剰摂取によるデメリットもあるので、日常的に飲む方々はしっかりその効果について理解を深める必要があります。

一日の理想の摂取量は?

カフェインは習慣作用もあることから、過量に摂取すると逆に集中力がなくなり、不眠、神経症、不安感、耳鳴り、不整脈や心拍数の増加などが生じることもあります。

欧州連合(EU)の欧州食品安全機関(EFSA)は、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量について、成人は1日400mg未満に抑え、1回の摂取量が200mgを超えないようにするべきとする提言を発表しています。

通常のコーヒーであれば、1日のカフェインの摂取量は3杯程度までが適量ということですが、もちろんコーヒー以外で摂取するカフェインについても考慮するべきです。
過剰摂取による健康リスクは少なくありません。

子どもはカフェインの摂取量が体重1kg当たり3mgを超えるべきではない、との見解がされています。体重1kg当たり1.4mgを超えるカフェインを摂取すると、睡眠障害などの症状があらわれるので、特に夜間は摂取するべきではありません。

正しく摂取することで身体に大きなメリットが!!

(1)覚醒効果
脳内の中枢神経に働き、眠気を抑え、作業効率をアップさせます。

(2)頭痛の緩和
カフェインには一時的な血管収縮作用があるため、頭痛薬をはじめ、市販の鎮痛薬などにも用いられています。

(3)脂肪燃焼に効果あり?
体の基礎代謝を高めて脂肪燃焼を促進させる効果があるといわれています。
また、カフェインを運動前に摂取することで、効率よく優先的に脂肪を燃焼してくれる効果があると、最近の研究で明らかになってきています。
しかし、まだまだ明確な研究結果は出ていないのが現状のようです。

(4)ガン以外の死亡リスクが低下
国立がん研究センターの研究によると、40~69歳の男女9万人に対してコーヒーや緑茶を1日どれくらい飲むかをアンケートし、19年間経過を追った結果、1日3〜4杯飲む人は飲まない人に比べて死亡リスクが24%低かったということが発表されています。

この結果を受けて、カフェインが血管や呼吸器の働きをよくしている可能性があり、緑茶のカテキンとコーヒーのクロロゲン酸に、血糖値を改善させる効果があると推測されています。

摂りすぎには十分に注意を!

(1)胃痛の誘発
カフェインには胃液の分泌を促す働きがあり、胃を荒らしてしまうことも考えられます。そのため、空腹時のカフェイン摂取は避けた方がいいでしょう。

(2)貧血に注意
カフェインには、鉄分や亜鉛などのミネラルの吸収を阻害する性質があります。

(3)睡眠の質の低下
カフェインは興奮剤の一種であるため、飲むと眠りにつきにくく、睡眠の質が低下することがあります。寝る3時間前以降の摂取は控えましょう。

(4)自律神経の乱れ
体を活動させる交感神経に働くカフェインを摂取し続けると、心拍数の増加や血圧の上昇が日常的に続く状態となり、体は常に興奮状態に。そのため、自律神経のバランスを崩してしまい、だるさや気分の落ち込みなど身体症状となって表れます。

(5)肌への影響
カフェインはシミの原因であるメラニンを拡散させ、シミの発生・拡大を促す作用があります。

(6)冷え
カフェインには体を冷やす作用があるといわれています。そのため、生理前や生理中に、1日何杯も飲むと生理痛を悪化させたり、冷え性の原因になることも考えられます。

いくら気分がすっきりするからといっても、飲みすぎは体によくありません。
しかし、コーヒーや紅茶は気分転換にもなり、生活に欠かせないという人も多いかと思います。

エナジードリンクは危険!!

もっとも懸念するべきなのは、最近の子どもや若者に人気の「エナジードリンク」ですね。
市販のエナジードリンクや眠気覚ましのドリンクは、カフェインとともに、糖質もかなりの量が入っていますので、健康にいいとはとてもいえたものではありません。

仕事をするために、眠気覚ましや集中力アップの効果を期待してカフェインを摂取する
→過剰に摂取して中毒に
→カフェインがやめられず、また、不調が続く
→結局仕事の効率が上がらない

…なんてことにはなっていませんか?
元も子もない状況になる前に、根本的に体調を良くして、少しの睡眠不足やそうなりえる状況をも乗り越えられる体を作った方が手っ取り早いかもしれません。

メリット、デメリットを把握して、「中毒」にならないくらいの量をたしなんで摂取することをお勧めします。

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山口 元紀
(株)Dr.トレーニング代表取締役。 アメリカから帰国後は、 プロアスリート(野球、競輪、ゴルフ、 サッカーなど)を初め、数多くの芸能人(歌手、国民的美少女、モデル、司会者など)のパーソナルトレーニングを担当。 医療関係の専門的な講演会も毎月行っている。 【活動内容】 ミスワールドジャパン公式トレーナー Dr.ストレッチ アドバイザー レアルマドリードファンデーションキ...
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