2016年12月7日 更新

夏の紫外線ダメージをなかったことに!秋口から始めたい美白ケア

夏の紫外線ダメージをなかったことに!秋口から始めたい美白ケア

顔・首の裏・デコルテ・腕・肩と、後悔している間にも日焼けによる肌のダメージは進んでいます。ダメージを最小限にとどめるには、早めのケアがとても大切。リカバリーに間に合う秋口にしっかりケアして、白雪肌を取り戻しましょう。

大切なのは「秋」のお手入れ!

秋は1日の気温に差が出て不安定になります。夏の紫外線ダメージを引きずり、冬に向けての乾燥が始まるこの時期は「お肌のターニングポイント」ともいえるでしょう。夏にたっぷり浴びた紫外線によるシミ・シワや、角質肥厚による毛穴の開き・くすみ・乾燥……と肌トラブルも急増加してきます。

しかし逆に考えれば、お肌のターニングポイントを迎える秋は、キレイになるチャンスでもあります。ですから、この機会に本腰を入れて、過酷な肌環境の冬が来る前にしっかりケアしておきましょう。

手遅れになるかならないか?はココがポイント!

夏のダメージ肌をリセットしないままで秋から冬に向かうと、グッと肌老化が進みます。これからの時期は、夏のダメージを引きずりがちな部分を中心に「美白ケア」「保湿ケア」Wのケアで肌全体の調子を整えていきましょう。

◆「美白ケア」
「美白ケア」とは、シミの原因となる「メラニン色素対策」のことです。人間の肌は紫外線を浴びると、紫外線による害を減らすための防御反応として黒い日傘の役目をする「メラニン色素」を活発につくり、これがいわゆる日焼けによるシミのもととなります。

本来ならば肌のターンオーバーによってメラニンは体外に排出されますが、うまく排出されずに残ってしまうとシミやソバカスとなってしまいます。そこで、「肌にいかにシミ・くすみ・ごわつきを残さないか」また、「メラニンをいかに早く体外に排出させるか」が美白ケアのポイントとなってきます。

◆「保湿ケア」
一般的に肌のうるおい(水分量)は、皮脂・NMF・細胞間脂質という3つの保湿因子によって一定に保たれています。しかし冷房などの空気の乾燥や、紫外線によるターンオーバーの乱れ、気温の低下や過度の洗顔などにより、皮脂膜が形成されにくくなり、NMFが流出したり、水分蒸発しやすくなったりし、肌が乾燥してしまいます。

そこで肌の乾燥を防ぐには、皮脂膜の成分に近いスクワランや、NMFの成分に近いアミノ酸、細胞間脂質の成分に近いセラミドなどの水分・油分がバランスよく入った化粧品で補うことが重要になってきます。

ポイントをおさえたケアでワンランクアップの白雪肌に……!

スキンケア・ボディケアの美白ケアは、何と言っても「継続」することがポイント!ボディは顔と違って面積が広く、剤を塗りづらいパーツもあるため、「塗りやすい」「使いやすい」が鍵となります。ですので、スプレータイプや乳液タイプなどの、手軽に使えて塗りやすいテクスチャーのものを用いるのがおすすめです。

それでは、秋のスキンケアのポイントをくわしく見てみましょう。

◆ポイント1:秋でも紫外線対策は忘れずに

紫外線対策と美白ケアはワンセットです。紫外線は年中降り注いでいるので、対策は年中行い、焼かないことが基本となります。UVカット効果のあるコスメを使って、弱った肌を守りましょう。

◆ポイント2:肌は優しく洗う

日々のクレンジングと洗顔で、古い皮脂・汗・チリやホコリ・雑菌・メイクの汚れを丁寧に優しく落としましょう。ボディは、肌に優しいガーゼのようなタオルを使って、よく泡立てた泡で優しく洗います。特に気になるパーツ、デコルテ・肩・首裏・背中・腕などは丁寧に洗いましょう。

◆ポイント3:美白ケアの前に角質ケアを(ゴマージュ・スクラブケアなど)

美白ケア成分の浸透をしやすくするために、角質ケアは必須です。角層に古い角質が溜まってくるとくすみの原因になってしまい、さらに紫外線が当たった肌も防御反応として角層が厚く固くなります。そんなときにおすすめなのが、ピーリングとゴマージュです。AHA(フルーツ酸)やサリチル酸などを使った商品は穏やかな作用で、市販の化粧品にも広く用いられているので、毎日使うアイテムとして取り入れやすいでしょう。

体は顔に比べて皮膚が厚いため、比較的クレンジング力が高く、くすみがスッキリ取れるアイテムでのケアでも差し支えありませんが、毎日行うと皮膚への負担が大きくなってしまいます。ですので、目安として2週間に1回〜1か月に1回のペースで使うことをおすすめします。またデリケートな部位は避けるよう気をつけてください。

◆ポイント4:「保湿」

美白ケアに外せないのが「保湿」です。角質をケアしてクリアになった肌に、たっぷり潤いを与えましょう。肌の潤いは、「ターンオーバー」が正常に行われ、シミやくすみの原因となるメラニン色素の沈着を防ぎ、「バリア機能」が正常になるため、紫外線など外的刺激をブロックしてくれます。さらに、潤いがあると肌のキメが整い透明感も高まります。白雪肌になるためには、「保湿」が重要ポイントです。

【積極的に補いたい保湿成分】
◇スクワラン・ホホバ油・ワセリン……肌に入れた水分を蒸発させないようにする。
◇セラミド・レシチン……水分をはさみこみ、しっかりと水分をキープする。
◇ヒアルロン酸・コラーゲン・ポリグルタミン酸……表皮にもともと存在し、角層内の保湿として作用。湿度が下がっても、水分を抱えこんだままキープする。
◇アミノ酸・NMF・グリセリン……肌の角質層内にあるNMF(天然保湿因子)を構成する。コラーゲンをつくる。
◇水……角層に水分を届ける。

◆ポイント5:「美白」

シミの原因はたくさんありますが、大きな要因は「紫外線」です。美白の化粧品のほとんどはメラニンを消すのではなく、メラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)を阻害する成分が多く含まれているので、一年中使用することが大切です。

【シミに働きかける美白成分】
◇カモミラET……メラニンの生成を止める。
◇アルブチン・コウジ酸・エラグ酸・プラセンタエキス・ビタミンC誘導体……酵素(チロシナーゼ)の働きをおさえる。
◇マグノリグナン・リノール酸S……チロシナーゼを分解する。
◇ビタミンC誘導体……メラニン色素を還元する。
◇エナジーシグナルAMP・リノール酸S……メラニン排出を促す。

「ビタミンC誘導体」は、保湿だけでなく、毛穴ケア・ニキビケアもできる美白成分です。

保湿・美白成分は、気になるパーツに念入りにつけましょう。手の平を温めてその手の平をゆっくり、じんわりとおさえ込むようにつけるのがポイントです。

体の内側からのケアにはコレ!

◆紫外線対策には「ビタミンC」

柑橘類・イチゴ・キウイ・緑黄色野菜・ジャガイモなどに含まれます。一度に多く摂取しても排出されてしまうため、こまめに補給しましょう。

◆抗酸化作用「ビタミンE」

ビタミンEは強い抗酸化作用があり、ビタミンCを合わせて摂取すると美白効果がアップします。また、血行を良くして肌の新陳代謝、細胞の再生を助けてくれる効果もあります。日焼けのよるダメージを受けた時に摂取したい栄養素です。

魚・緑黄色野菜・ゴマ・アーモンドなどのナッツ類に含まれています。しかし食事だけでは十分な量を摂取するのは難しいため、サプリメントなどを併用しても良いでしょう。

◆皮膚細胞を元気にする「ビタミンA」

ビタミンAには皮膚細胞の働きを正常化し、肌を良い状態に保つ作用があります。抗酸化ビタミン(ビタミンC・E・A・カロチンなど)と一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。

動物系のタンパク質に含まれるレチノールや緑黄色野菜に含まれるカロチンがビタミンAの成分になります。

◆サプリメントでケアするには

ビタミンCをはじめとするビタミン系のサプリメントはもちろんのこと、活性酸素を除去する抗酸化作用が高いといわれている「ピクノジェノール」は、紫外線による光老化の防止、受けてしまったダメージの回復に効果があります。また「セレン」も活性酸素の抑制機能があり、「ピクノジェノール」のような効果が期待されます。

白雪肌のためにやってはいけないこと

◆アルコールの過剰摂取

日に焼けた後のアルコール類・カフェイン類は控えめにしましょう。日焼けによって水分が失われた状態の上に、利尿作用のあるアルコールやカフェインを飲んでしまうと、ますます水分が体の外に出て行ってしまいます。ですので、水分補給は水やスポーツドリンクで行うようにしましょう。

◆無理やり皮をむくのはNG
日焼けして皮膚がむけてくると、ついつい触りたくなってしまいますが、ここは、グッとガマンしましょう。無理に皮をむいてしまうと、十分に再生できていない皮膚を傷つけてしまったり、その部分に紫外線が当たるとシミの原因にもなります。保湿しながら自然にむけるのを待ちましょう。

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ビューティーエイジングコラムニスト 企業セミナー講師 ブライダル司会 コーチングプロコーチ 【保有資格】 ▪︎一般社団法人日本化粧品検定協会 認定コスメコンシェルジュ ▪︎日本コンタクトセンター教育検定協会 認定ラーニングファシリテーター ▪︎公益社団法人日本電信電話ユーザ協会講師 ▪︎ASTRO-L認定プロコーチ その他多数 はじめまして。 企業セミナー...
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