眉の位置や太さで印象が変わる!どんなイメージになるの?
眉を描く上で意識したいのが左右の眉の距離。目頭から上に伸ばした位置を基準として、そこから離して描くと、柔らかく優しいイメージになります。逆に、眉頭を鼻寄りにすると意志のある印象になります。基本的には、上記の基準から5ミリ程度鼻側に眉頭を描くのが良いとされています。
眉の太さによっても、印象は変わります。眉が細いと女性らしくエレガントなイメージになり、太めだとナチュラルな印象になります。今回は、このような細眉や太眉とは違った基本的な描き方をご紹介します。
また、眉山の位置も重要です。眉山は見つけにくいかもしれませんが、骨格に合わせて描くと、自然に仕上がります。黒目の内側の端から上に伸ばした延長線部分、そして目尻から上に伸ばした延長線部分に眉山があります。鏡を見て、再度自分の眉山を確認してみましょう。これはどんな眉を描くときでも基準になるので、しっかりとチェックしておいてください。
基本的な眉の描き方をマスター!印象アップ間違いなし!?
まずは下準備から始めましょう
眉を描く前に、眉を整えるところから。ここで失敗してしまうと上手く描けなくなってしまいがちなので、丁寧に処理していきましょう。
まず、眉頭を下から上に向かってスクリューブラシで立ち上げます。眉毛の絡まりを取ると、より美しく処理できます。眉頭より外側の毛は、毛流れに沿って横にとかしていきます。眉尻は下に向かってとかしてください。このときに、眉の長さや太さ、むだ毛をチェックしておくと良いでしょう。
次に、眉ブラシで毛流れを作ります。眉頭から眉尻までの全体をとかしていき、全体の長さから飛び出てしまう眉毛をカットしましょう。
眉頭は整えすぎないことがポイント。ここで力を入れ過ぎると不自然な仕上がりになってしまいがちだからです。眉ブラシを眉頭の上のフレームに合わせて、ブラシからはみ出た長い眉毛のみをカットしましょう。次に、コームを上から下に当ててとかし、眉全体のフレームからはみ出た眉毛をカットします。
これで下準備は終了です。スクリューブラシ、コーム、眉ブラシを上手に使って処理していくとキレイに仕上がりやすいです。なんとなく処理をしていた方にとっては手間に感じるかもしれませんが、このひと手間がキレイな眉への第一歩なのです。
基本的な眉の描き方とは
まず、アイブロウペンシルで上のラインを描いていきます。眉頭から眉尻に向かって描いてしまいがちですが、このようにすると立体感が失われてしまいがち。眉毛が密集するところの5ミリほど内側から、眉頭方向に向かって描いてみてください。
次に、眉頭よりやや外側の下ラインを引いていきます。自眉のフレームに合わせて、外側から内側に向かって描いていきましょう。上下のラインが引けたら、その間を埋めるようにして内側に内側に描いていきます。上下のラインの間はアイブロウペンシルを使って埋めても良いですが、より自然に仕上げたいのであれば、アイブロウパウダーを使うと良いでしょう。
眉毛がまばらになっている部分は、アイブロウペンシルを立てて1本1本描いていきます。上から下に向かって、自眉の毛流れに沿って描くと立体感が出やすいです。眉山から眉尻は、眉尻に向かって薄く細く描いていくのがポイントです。細かい部分なので、こちらもアイブロウペンシルを使うのがおすすめ。
眉がはみ出てしまったら、綿棒を使ってボカしてみてください。拭き取ってもう一度ペンシルで描き足しても良いですよ。眉を描くときのポイントですが、利き手ではない方の眉を描くのに苦労した経験はありませんか?そんなときは、手首を顔の内側に返すようにして寝かせて描くとやりやすくなります。
基本的な眉で好感度アップ!流行に流されないメイクも良いかも♪
このように、基本的な眉を描くのには少しコツがあります。流行に左右されず好感度も高いので、マスターしておいて損はないはずです。
周囲が流行の眉ばかりだと、少し飽きてしまうこともありませんか?あなたの骨格に合った眉を描けば、よりあなたらしさを表現できるはずです。あなたらしく、好感度の高い眉メイクをしてみましょう。