2016年12月7日 更新

あなたは大丈夫?期待した効果が発揮されない日焼け止めの使い方とは

あなたは大丈夫?期待した効果が発揮されない日焼け止めの使い方とは

紫外線が強い季節になりましたね。毎日日焼け止めを使用することは大切ですが、使用方法によっては期待した効果が発揮されていない……なんてことがあるのをご存知ですか?今回はそんなポイントを押さえておくために効果を発揮しない日焼け止めの使い方をご紹介します。

日焼け止めの基礎知識

日焼け止めは皮膚に当たる紫外線をブロックすることにより、日焼けや皮膚の老化から守ってくれる化粧品です。クリーム、乳液、ジェル、スプレーなど様々なタイプが存在します

日焼け止めの強さはSPF○○、PAで表され、最高値は「SPF50+、PA++++」 です。単に数値の高いものを使用すれば良いというものではなく、肌や使用するシーンに適した種類や数値のものを選ぶことが大切です。

期待した効果が発揮されない使い方

①使用する量が少ない

日焼け止めの効果の強さはSPF○○、PAで表されるとお伝えしました。しかし、この効果を期待するために必要な使用量をきちんと塗っているという人はほとんどいないといわれています。

SPFの数値は、皮膚1cm四方に対して2mgの日焼け止めを塗った状態で効果測定をしています。これは白浮きするくらいこんもり塗る必要がある量です。顔全体で考えると0.6~0.8g程度(500円玉1枚程度の量)を塗る必要があります。こんなに使用している人はあまりいませんよね。実際に一般の人が使用している量はその5分の1程度といわれています。

いくら日焼け止めの効果の強い商品を使用していても、適切な使用量を守らなければ期待通りの効果は出ません。

②2~3時間毎に塗り直していない

日焼け止めは皮脂や化粧崩れ、摩擦などによって簡単に落ちてしまいます。そのため、2~3時間おきに塗り直すことが必要です。朝塗って夜まで塗り直ししなとという人は、日焼け止めが落ちてしまい効果が発揮出来ない状態になっているかもしれません。特に身体は洋服の摩擦によって日焼け止めが落ちやすいため、こまめに塗りなおす必要があります。

また、メイクをしているから日焼け止めを塗りなおすのが難しいという人は、日焼け止め効果のあるパウダーファンデーションやフェイスパウダーを使用するとよいでしょう。

パウダーファンデーションやフェイスパウダーの豆知識

実はパウダーファンデーションやフェイスパウダーはSPF○○、PAという記載がなくても日焼け止め効果を期待できるものがあります。

パウダーファンデーションやフェイスパウダーには「酸化チタン」「タルク」「酸化亜鉛」「酸化鉄」といった紫外線散乱剤といわれる成分が使用されている場合が多いからです。そのため、これらの成分が全成分の上位に記載されている場合は日焼け止め効果がある程度期待できるでしょう。

※「SPF○○、PA」の記載をするかどうかはメーカーが決めることなので、紫外線防止効果があっても「SPF○○、PA」が記載されていない商品は沢山あります。

最後に

いかがでしたか?期待した効果が発揮されない使い方をしていたという人は、これからは正しく使って日焼けを防いでいきましょう。

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薬剤師・化粧品開発・抗糖化美容研究家・美容ライター 大学卒業後、薬剤師として調剤薬局に勤務、その後化粧品会社の薬事・商品開発に携わる。結婚を機に独立し医師薬剤師共同開発ブランドを立ち上げる。 自身のブランドとして「MarryMemory」、「Doctor&Pharma」がある。 化粧品会社の総括販売責任者・医薬品関連会社の管理薬剤師経験を持つ。 美容健康の知識は専門的...
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