2016年9月6日 更新

バカンスで小麦肌はもう古い?フランスの日焼けに対する考え方とUVプロダクトの選び方

バカンスで小麦肌はもう古い?フランスの日焼けに対する考え方とUVプロダクトの選び方

フランスをはじめとするヨーロッパでは「こんがりと焼けた小麦肌」がステータスであることは皆さんも知っているかと思います。けれども、近年はオーガニックブームや皮膚がんの深刻化で、この考え方も変化しつつあるよう。今回はフランスの美白事情と、フランスの女性たちがUVケアを選ぶときのコツについてご紹介します。

日焼けはセレブリティのあかし

フランスでは昔から小麦肌がいいとされています。その理由は「日焼けをしている=リゾート地で長期休暇を楽しんできた」という証とされるため。ノースリーブやミニスカートから色白の肌が露出していることを極端に嫌う傾向にあります。

そんなフランス人は、日差しが強くなる5月以降、太陽が出ているとみんなせっせと肌を出し、日光浴をはじめます。また、男性のみならず、女性がタンニングローションなどを使用して小麦肌を手に入れようと努力している姿も見られます。
けれども、元々白人系が多いフランスでは、メラノサイトの活性が弱く、肌の黒化が起きにくいのが実情。すなわち、こんがりとしたバカンス肌になることは難しく、赤くやけどのようになってしまうこともしばしば見受けられます。

皮膚がん問題が深刻に

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そんな肌構造を持つフランス人の皮膚がんの発症率は日本よりも深刻。大きなシミができても放っておいてしまい、それが実は悪性だった……というケースもよく見られるのだとか。

このような背景を受けて、フランス人女性たちの意識が今変わりつつあります。
小麦肌を好む彼女たちも、やはり子どもたちの健康のことを考えると話は別。子どもたちのために日焼け止めを購入し、そのまま自分も塗るというシーンが増えてきたのだそう。また、日焼けマシーンもオーストラリアの全面規制を皮切りに、フランスをはじめとする欧米でも年齢制限や廃止などの動きが出ています。

ただし、シミやシワを女性の勲章と考えるフランスでは日本とは異なり、UVケアは美容の側面というよりも、健康を懸念する考えによるところが大きいというのが現状のようです。

UVクリーム選びはオーガニックが基本

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子どもの肌を守るために塗るのがUVクリームという考えがベースのフランス人女性。
購入するものは必然的に、「肌に優しいものが第一条件」となります。また、ケミカル系のUVプロテクターは子どもの肌につけるとホルモンなどに作用してしまうというフランスでの研究説から、ノンケミカル&オーガニックを選ぶのがスタンダードです。
また、遊び盛りの子どもでもさっと塗ることのできるスプレータイプは日本よりも圧倒的に人気が高く、女性たちにも大人気です。

時代とともに美のスタンダードも変化

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筆者が数年前フランスにいたころ、スーパーなどをいくら探してもUVプロテクターを見つけることができず、日本からSPF値の高いものをわざわざ送ってもらっていたほど。また、フランス人の友人に日本の美白化粧水を貸したところ、慌てて洗顔して落とされたことも。

刻々と変化する美のスタンダード。日本の美白コスメやUVプロテクターが、フランスをはじめとするヨーロッパでも脚光を浴びる日も近いかもしれませんね。

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日仏ハーフの海外美容家。 小学館、集英社の美容誌を経て独立。日本や海外の美容誌やウェブサイトをメインに、取材の現場で得たビューティメソッドや、フランスの最新美容情報などを中心に執筆中。また、日常に美しいものや心地良いものを取り入れる『Bien-Être (心身美容)』を提唱しており、美容セミナーや化粧品コンサルティングをはじめ、ラジオ出演などのメディア活動も積極的に行っている。
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