2016年12月7日 更新

乾燥に関わるのは「お肌の○○」!乾燥対策を行う前に知っておきたい知識とは?

乾燥に関わるのは「お肌の○○」!乾燥対策を行う前に知っておきたい知識とは?

冬になるとお肌が乾燥しやすくなりますよね。 乾燥しないように対策をする必要がありますが、そもそもお肌の乾燥に関わっているのはどの部分なのでしょうか? 今回は乾燥対策を行う前に知っておきたいお肌の知識をご紹介します。

乾燥に関わるお肌の○○とは?

乾燥からお肌を守ってくれているのは「角質層」です。
角質層の状態がいいと乾燥をしにくく、角質層の状態が悪いと乾燥しやすい肌状態になってしまいます。
そのため、乾燥肌を予防したり改善するためには、角質層の状態を整えることが大切です。

角質層とは?

そもそも角質層とはどんなものかご存知ですか?
肌は大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で成り立っています。表皮の一番上にあるのが角質層で、わずか0.02mmの層のことをいいます。

0.02mmといってもイメージしにくいと思いますが、ラップと同じくらいの厚みといえばわかりやすいと思います。
この0.02mmの中には活動を停止した細胞がブロックのように重なり合っていて、細胞と細胞の間に細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)が存在します。

角質層をわかりやすく例えると、レンガを交互に積み上げ、 そのレンガとレンガの間をセメントで埋めているというイメージです。
このセメントの役割をしているのが細胞間脂質やNMFということです。

角質層があるのはどこの部分か

角質層は肌表面にあるものなので、全身に存在します。
しかし、場所によって厚さが異なります。

腕や体のほとんどは角質細胞が15層程度重なっているといわれていますが、手のひらの角質細胞は50層、足の裏は70~80層、かかとは100層ともいわれています。
外部からの刺激を受けることが多い部分は角質細胞の層が厚く、物理的な刺激に強くなっています。

その一方、顔は角質細胞が10層程度と角質層が薄いつくりになっています。

乾燥肌の角質層はどんな状態か

健康な肌は、「皮脂膜」、「細胞間脂質」、「NMF(天然保湿因子)」という3つの物質がバリアを作り、アレルゲンや紫外線などの外部刺激から肌を守ったり、角質層内の水分が逃げていかないようになっています。

この「バリア機能」によって肌の「もっちり感」や「柔らかさ」が作り出されています。
乾燥肌とは、肌のバリア機能が低下している状態です。
そのため、角質層の水分は蒸発しやすく、外部刺激を受けやすい状態になっています。

最後に

乾燥肌にならないようにするためには、角質層の状態を整え、バリア機能を働かせることが大切です。
角質層はわずか0.02mmの層ですが、お肌を守る大切な役割をしているものです。
乾燥が気になる人は角質層ケアに力をいれてみましょう。

また別の記事でバリア機能をつくる3つの物質とそれぞれの特徴についても紹介しますが、まずは前回公開した記事で、ご自身の乾燥肌がどういったタイプなのかを確認してみましょう。

ケアの前に、まずは乾燥肌の種類について見てみましょう。
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薬剤師・化粧品開発・抗糖化美容研究家・美容ライター 大学卒業後、薬剤師として調剤薬局に勤務、その後化粧品会社の薬事・商品開発に携わる。結婚を機に独立し医師薬剤師共同開発ブランドを立ち上げる。 自身のブランドとして「MarryMemory」、「Doctor&Pharma」がある。 化粧品会社の総括販売責任者・医薬品関連会社の管理薬剤師経験を持つ。 美容健康の知識は専門的...
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