2016年12月7日 更新

単品ではもったいない!「生姜+ネギ」で春カゼを吹き飛ばそう!

単品ではもったいない!「生姜+ネギ」で春カゼを吹き飛ばそう!

寒い日が続いておりますが、今月の2月4日は「立春」。暦上では、ここから「春」が始まるといわれています。中医薬膳学では、春を前半・後半と分けており、カゼや身体の不調サインも、前・後半で変化してくると考えられています。今回のコラムでは、春前半の春カゼ・不調サインの特徴、対策方法、また「生姜+ネギ」のセットづかいに関してご説明させていただきます。

春の前半?今週から「春分の日」までの体の不調サインとは?

まだまだ寒い日が続くため、春の訪れはいずこへ?と思われている方、多くいらっしゃると思いますが、2/4の「立春」で春が訪れます。

暦上では春となる「立春」ですが、ポカポカ気候に突然さま変わりするわけではなく、1月同様、もしくは、それよりも寒さは厳しくなってくるかもしれません。
この時期は、冬の寒気がまだまだ強く、冬から春への移行期間のため、冬と春の混合の不調サインが見られやすくなります。

中医学では、「春分(3月の祝日、春分の日)」の前か後かによって、体に表れる春の不調サインも少しずつ変化し、また飲食物に関しては、春分前は温かいもの、春分後は徐々にひんやりさせるものを取り入れるように変えていくべきと考えられています。(辰巳 2013)。

冬は、「冷え」「悪寒」「水のような鼻水」「体の痛み」「足腰の重だるさ」など、全身もしくは下半身の不調と寒さを伴うものがメインですが、春分の日の前後には、この冬の不調サインに加え、春にみられやすくなる「めまい」「頭痛」「鼻づまり」「喉の痛み」「目のかすみ」など、主に頭部・上半身にサインが出てくることが多いといわれています(辰巳 2013)。

また、立春のころが一年の中で最もカゼが流行るのも、「春一番が吹く」と呼ばれるように、春は風が吹き荒れ、「風邪(フウジャ)」という邪気(悪い気)が体に悪影響を及ぼすから、と考えられています(辰巳 2013)。

春分前の春カゼ症状には「生姜+ネギ」のセットがおすすめ!

日本では、カゼを漢字で「風邪」と書きますが、中医学では「風邪(フウジャ)」と呼び、悪い気が体に侵入したため、「発熱」「喉の痛み」「空咳」「頭痛」などの症状が出てくるといわれています(辰巳 2013)。

特に春分前の寒さをともなう時期は、体を温めながら、体の表面にバリアを張るようなイメージで、風邪が体内に侵入しないようにすることが大切です。
そこでオススメなのが、「生姜+ネギ」の組合せです。

生姜とネギは、体をポカポカにしてくれるだけでなく、汗をかくことによって悪い気を追い出し、体表面にバリアを張る働きをしてくれると考えられています(辰巳 2013)。
生姜とネギの組合せは、この「温めて、バリアを張る」力を倍増させるのです。

また、一般的には、ポカポカ食材の代表として生姜が知られていますが、中医薬膳学では、生姜よりもネギの方が、温める力は強いと考えられ、お腹を温めながら調子も整えてくれるような働きをし、その一方、生姜は「肺」を温めながら咳を止め、また消化器官をサポートして食欲増進させると考えられています(辰巳 2013)。

春カゼ予防!「生姜+ネギ」を毎日のお料理に♡

カゼの症状、特に春の前半にオススメの「生姜+ネギ」のセットを毎日のお食事にプラスしましょう!
オススメは、体を温めてくれて消化にも良い、お粥にトッピングする方法です。
または炒め物や、汁ものの薬味としてもいいでしょう♡

お粥

シンプルに薬味としてトッピング。
胃腸にも優しく、体を温めてくれるお粥に、「生姜+ネギ」を追加投入して温める力をUPさせましょう!

ショウガは、食欲がない・胃腸の調子が良くないときにもオススメ。
お粥と一緒に召し上がっていただきたい食材です。

材料:
・生姜(千切り)……適量
・ネギ(みじん切り)……適量
・うるち米(白米)……1合
・水……適量(炊飯器のお粥の水の分量にセット、もしくは全粥の場合1リットルほど)
・塩……適量

炒め物

お好みの野菜(アスパラガス・小松菜・チンゲン菜・豆苗etc.)を使ってください🎵

材料:
・生姜(すりおろし)……大さじ1
・ニンニク(すりおろし)……大さじ1
・ネギ……1本
・お好みの葉物……2束ほど
・塩……適量

ネギと葉物を適当の長さに切っておきましょう。
温めたフライパンに油をしき、生姜とニンニクのすりおろしを入れ、軽く炒めたら、ネギと葉物を入れて、一緒に炒めてください。
塩で味をととのえれば、できあがりです。

味噌汁

薬味としても、ネギをお味噌汁のメインの具材にしても!
筆者は、豚汁に大量の生姜とネギを投入しています。

参考文献
辰巳洋(2013)『薬膳素材辞典-健康に役立つ食薬知識-』東京:源草社
―――(2013)『実用中医薬膳学』千葉:東洋学術出版社

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野本 佳代子
国際薬膳師 Cocoro薬膳ブランディングプロデュース 米国大学の心理研究学科を卒業後、東洋医学・中医薬膳学の世界へ。2015年に国際薬膳師資格取得後、本格的に色々なテーマで「薬膳×心理学」をご紹介しております。難しそうで、毎日の食事にはちょっと…というイメージを持たれやすい中医薬膳学の概念を、簡単に分かりやすく!をモットーにお伝えいたします。 「美は1日にして成らず」と云われるとお...
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