2017年1月17日 更新

【dear mayuko ブランドインタビュー1】日本のものづくりの良さを世界へ-新ビューティーブランド誕生-

【dear mayuko ブランドインタビュー1】日本のものづくりの良さを世界へ-新ビューティーブランド誕生-

2016年11月2日にデビューしたライフスタイル提案型のビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」は創業180年を超える百貨店・髙島屋と、繊維を始め世界屈指の開発技術を誇るセーレンが共同で設立したブランドです。高島屋の「商品企画力」「店舗の開発・運営力」と、セーレンの「技術開発力」「クオリティ」といった各々の強みとノウハウを上手く融合させ、dear mayukoブランドは誕生しました。今回、dear mayuko代表取締役社長・肥塚見春氏にブランド設立の経緯や商品の特徴、今後の展望などをたっぷりと伺いました。

日本のものづくりの良さを世界へ発信するブランド

ー dear mayukoを設立した経緯をお聞かせください。

きっかけは、経済産業省のクールジャパン機構への参画です。高島屋ではファッションやライフスタイル、コンテンツといった日本独自の魅力的な商品・サービスを世界へアピールし需要拡大を図るために設立されたクールジャパン機構に出資し、数々のプロジェクトを立ち上げています。その中の一つが、dear mayukoです。

dear mayukoブランドの最大の特徴は、主な商品に繭から抽出した天然のたんぱく質「セリシン」を使用していること。絹・シルクの原料である繭は、日本の衣料文化に欠かせないものであり、染、織といった伝統技術を下支えしてきた伝統的な素材です。その繭の表面を覆うセリシンには乾燥、紫外線、微生物の感染などの外界ストレスから守る役割があり、人間の皮膚によく似たアミノ酸のうるおい成分が含まれています。その繭やセリシンの良さをどうやって今風に伝えていくか、どう日本のものづくりの良さもアピールしていくかを考えた結果、dear mayukoの設立に至ったのです。

ー高島屋とセーレンの関係について教えてください。

セーレンは日本のアパレル企業のほとんどと取引があり、世界に誇れる数々の技術を持つ企業です。高島屋も以前よりお付き合いがあり、2011年の高島屋180周年記念イベントでは、セーレンの「ビスコテックス」というインクジェットプリント技術を活用したワンピースを販売したこともあります。その後、ご縁で福井のセーレン研究開発センターを見学した際にセーレンの特許技術により抽出・精製した高純度の「セリシン」に出会いました。

ーセリシンに着目した理由は何ですか?

高島屋では2014年から「NIPPONものがたり」という日本のものづくりのすばらしさを伝えるプロモーションを継続して行っており、長年受け継がれてきた職人技や日本にしかない素材を使った商品を展開しています。日本のものづくりの良さを伝えられるものをリサーチしていて、それにぴったり合致したのが「セリシン」だったのです。

また、セリシンがあまり知られていないことも理由のひとつ。スキンケア商品で言えば、コラーゲンとかヒアルロン酸は出尽くしているけれど、セリシンはそれほどスポットが当たっていません。ですが、セリシンの特性や効果を知れば知るほど、素晴らしい成分であることが分かったんです!他社と差別化できる独自商品を先行して作るメリットがあり、しかも日本のものづくりの良さも伝えられるというところからセリシンを採用するに至りました。

“一生モノのキレイをつくる”お手伝いをするライフスタイル提案型のビューティーブランド

ーdear mayukoのネーミングの由来を教えてください。

dear mayukoは、日本のものづくりの良さを、東南アジアを始め世界に伝えるという大きな構想の中で生まれたブランドです。世界を視野に入れた時に日本で昔からある女性の名前を付けることで、日本らしさを表現したかったんです。「〇〇子」というのは日本独自の名前であり、海外の方は日本人の名前だと認識しやすいそうです。それで、「まゆ(繭)」に「子」をつけて、「mayuko」とし、そこに「親愛なる」という意味の「dear」を付けました、dearには、商品を手に取った人やその周りの人に幸せになってほしいという想いが込められています。

ーdear mayukoの特徴を教えてください。

たくさんあり過ぎて何から伝えればいいのか困ってしまうのですが(笑)、やっぱりセリシンを配合していることですね。セリシンは乾燥、紫外線、微生物の感染などの外界ストレスから繭の中のカイコを守るディフェンスプロテインです。人の肌にある天然保湿因子のアミノ酸とセリシンのアミノ酸の組成はほぼ同じであるため肌になじみやすく、保湿を始め肌のキレイをつくる様々な効果をもたらします。医学界ではiPS細胞の保存液に使われるほど重要な素材です。しかもスキンケアだけでなく、繊維や食品などあらゆる商品に利用することができます。

また、dear mayukoにはお客様の生活を改善したり、ずっと美しくありたいと願う女性の美の助けとなったりすることで、ライフスタイルを下支えするようなブランドであってほしいという想いがあります。情報を取捨選択し物事の本質を捉えることができる現代の女性は、素材や成分が優れた商品というだけでは満足しません。効果や機能はもちろんのこと見た目もオシャレで雰囲気も良く、しかも自分の生活に寄り添ってくれるアイテムを探しています。dear mayukoはそんなお客様の想いに応えることができるブランドです。

ーdear mayukoブランドを今後どのように成長させていきたいですか?

デビューしたばかりということもあり、まだまだ知名度が低い。それが課題です。第一ステップは多くの人に知ってもらうこと。現在横浜、日本橋、名古屋の高島屋にて店舗展開しています。横浜駅は1日10万人以上が利用するので、多くの人の目に触れ試していただける機会を増やしていきたいと思っています。その後は、駅地下やエキナカなど小規模で良いのでどんどん店舗拡大を図っていきたいです。100~200店舗は必要です。チェーン展開も模索していますので、dear mayukoのブランドコンセプトをよく理解し共鳴してくれる店舗とお付き合いできればと思います。

もちろん、将来的には越境ECやシンガポール、上海、タイ、ベトナムの高島屋での出店も予定しています。まだまだこれからですが日本でも世界でも認知度を上げて、日常の生活を豊かにする商品として早く有名になれるようにしていきたいです。

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Platt!BEAUTY編集部 美容ライター
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