2016年9月6日 更新

正しい化粧品を選ぶために♪知らないと損する化粧品についてのあれこれ

正しい化粧品を選ぶために♪知らないと損する化粧品についてのあれこれ

「化粧品とはどういうもの?」このように聞かれると答えられない方が意外と多くいます。けれど化粧品の本質を知らないと、化粧品選びをする時に困ることが出てきたり、間違った情報を鵜呑みにしてしまったり……。そこでこの記事では、化粧品とはどんなものなのか、覚えておくべきポイントなどを説明します。

化粧品の定義とはどういうもの?

化粧品は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)第2条第3項で次のとおり規定されています。

人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに、第1項第2号又は第3号に規定する用途に使用されることも併せて目的とされている物及び医薬部外品を除く。

これを簡単に言うと、化粧品とは、

「お肌を洗うことで綺麗に見せたり、お肌に塗ることで健康に保ったり、お肌につけることで綺麗に見せるもののことをいい、人体に影響を及ぼすことが少ないもので医薬部外品ではないもの。」

ということです。

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化粧品には厳しく決められた法律が関わっている

私たちが普段使用している化粧品は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する「医薬品医療機器等法(略称)」という法律で管理されていて、

・化粧品を使用することで刺激がおきないか、化粧品に使用できない成分を入れていないか等の安全性
・いつでも一定の品質で使用出来るか等の品質の安定性
・化粧品の容器や外箱、使用説明書に表示すべき事項の記載
・工場の構造・設備・管理
・製品の宣伝文句
・副作用が認められた場合の報告義務

上記のようなことが決められています。


化粧品を市場に出荷する企業(製造販売業者)は、これらの責務を果し、安全性の確保をしなければなりません。これらの業務を責任を持って行うのは薬剤師等の有資格者でなければならず、著者が就いていた「総括製造販売責任者」という役職になります。

法律を守っていないことってあるの?

結論から言うと、少数ですがあります!

医薬品医療機器等法を知らない会社が輸入化粧品を勝手に販売していたり、許可を得ていないアロマ教室で手作り化粧品を販売していたり……他にも事例はあります。

輸入化粧品は海外基準で製造されているので、日本では配合禁止の成分が使用されていることがあり危険です。また、アロマ教室は個人が運営している場合が多いので、お菓子を作る感覚で化粧品を作ってしまうことがあるようですが、これはもちろん法律違反です。

これらは一例ですが、法律を守っていない所の商品を使用すると、適切な管理がされていないので、人体に影響が出る場合があり大変危険です。

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化粧品と呼ばれるアイテムはどんなものがある?

医薬品医療機器等法では、下記のような物が化粧品とされています。

・ファンデーションやアイシャドウ等のメイク用品
・化粧水や乳液等のスキンケア用品
・ボディークリームやボディーパウダー等のボディケア用品
・シャンプーやヘアスプレー等のヘアケア用品
・その他には香水、化粧石鹸、歯磨き粉、バスソルト等

これらのものを手作りする場合は、自分で使用する目的のみで作りましょう!

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【まとめ】理解しておかなければいけないポイントは?

・化粧品は使用することで綺麗に見せてくれるもの
・化粧品と医薬部外品は違う
・化粧品は医薬品医療機器等法という法律で管理されている
・許可を受けていないない会社の製品は使用しない
・手作りコスメを作っている人は、人にあげたり、販売したりしてはいけない

化粧品の定義全文を覚える必要はありませんが、化粧品とはどんな物で、どんなことが決められていて、何をしたらいけないのかを理解しておくことが大切です。

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薬剤師・化粧品開発・抗糖化美容研究家・美容ライター 大学卒業後、薬剤師として調剤薬局に勤務、その後化粧品会社の薬事・商品開発に携わる。結婚を機に独立し医師薬剤師共同開発ブランドを立ち上げる。 自身のブランドとして「MarryMemory」、「Doctor&Pharma」がある。 化粧品会社の総括販売責任者・医薬品関連会社の管理薬剤師経験を持つ。 美容健康の知識は専門的...
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