2016年12月7日 更新

脳と心とうまく付き合ってヤセ体質に♪おすすめの「香りダイエット」とは

脳と心とうまく付き合ってヤセ体質に♪おすすめの「香りダイエット」とは

食事制限や運動など、いろいろな方法を試してもヤセられない人は、もしかしたら「脳」と「心」にうまくはたらきかけられていないのが原因かも?!ここでは、リラックスしながらヤセられる「香りダイエット」の仕組みについてご紹介します。

ダイエットには「脳」と「心」のケアが不可欠

ダイエットと聞くと、何を真っ先に思い浮かべますか?食事制限?運動?食事の量を減らし、内容にも気を配り、食べる順番等にも気をつかい、さらに運動も……と思っても、気力が無ければなかなか続きませんよね。ヤセようと思えば思うほど心が逆にストレスを感じ、結局ダイエットがうまくいかないということも多々あります。

さらに「失敗したのは、私の意志が弱いから……」と自分を責めたりしていませんか?けれど、これは意志などの問題ではなく、ただ脳とうまくお付き合いできていないからというだけなのです。

脳は食欲、睡眠、呼吸、体温調節、記憶、情動、やる気等々生きるために必要な活動をコントロールしています。しかし、ストレスを感じてしまうとこのコントロールがうまくできなくなり、その結果、疲れやすい、やる気が出ない、冷えやすい、食欲があり過ぎる、または逆に食欲がない……ということにつながります。

なので、ダイエットを成功に導くためには「脳」と、その脳に直接影響を与える「心身の状態」をケアすることが大切なのです。そしてこれらふたつに有効にはたらきかけることができるのが、「香り」なのです。

香りは古代から用いられ効果が研究され、民間療法としても取り入れられてきました。香りには、自分の意志ではコントロールできない脳のさまざまな場所にはたらきかけ、心身に作用し、ダイエットを成功に導いてくれる効果があるのです。

脂肪の種類と燃焼効果について

ヤセるためには、脂肪細胞に蓄えられている中性脂肪を燃やさなければなりません。この中性脂肪は脂肪分解酵素によって分解されると、遊離脂肪酸という形になって血液の中をウロウロします。このウロウロしている状態のときにこの遊離脂肪酸を燃やしてしまわないと、再び中性脂肪に戻ってしまい、また脂肪細胞に貯蔵されてしまうのだとか。

脂肪の種類にはふたつあり、ひとつは白色脂肪細胞、もうひとつは褐色脂肪細胞で、憎むべき中性脂肪は主に白色脂肪細胞に蓄えられています。褐色脂肪細胞は脂肪細胞と名前がつくものの、余分なエネルギーを熱に変えるはたらきがあります。これはこの細胞中にあるUCPというタンパク質のはたらきによるものです。

こちらの褐色脂肪細胞中では、先ほどの白色脂肪細胞のように中性脂肪が分解されて遊離脂肪酸が血液中のなかでウロウロせず、UCPの働きによって細胞内で燃焼され、熱エネルギーに変換されているのです。

この褐色脂肪細胞は年齢と共に少なくなっていくものといわれてきたのですが、最近の研究(資生堂リサーチセンターライフサイエンス研究センター・針谷毅氏)により、このUCPが白色脂肪細胞にも存在していることがわかってきました。

そして、ノルアドレナリン(神経伝達物質)の働きによってUCPが皮下の白色脂肪細胞にあらわれることが実証され、このノルアドレナリンの分泌には自律神経を整える「香り」の効果が絶大といわれているのです。

香りの力を利用してヤセ体質へ

交感神経は副交感神経と一緒になって自律神経と呼ばれ、お互いに補い合いながら機能しています。簡単に言うと、交感神経は体を活動的な状態にするはたらきがあり、エネルギーを消費させます。逆に副交感神経は体をゆっくり休ませ、消化吸収を促しエネルギーを蓄えるはたらきがあります。

通常は朝起きると交感神経がはたらきだし、夕方から夜にかけては副交感神経がはたらきます。ですが、ストレスなどによってこの自律神経のバランスが崩れると、コントロールされている体の機能が低下し、体温調節や血液循環などがうまくいかなくなり、代謝が低くなっていきます。

そして、消費されるエネルギーや、基礎代謝と呼ばれる最低限必要なエネルギー量まで低下し、太りやすくなってしまいます。そこで大切になってくるのが、副交感神経から交感神経への切り替え。そしてこの切り替えは、「香り」をうまく使い分けることで可能となります。

資生堂リサーチセンター香料開発室の土師信一郎氏の話によると「50種類以上の香料を調べた結果、グレープフルーツ、ペッパー、フェンネル、タラゴンの香りに交感神経を活性化させる顕著な効果が出ました。どれも気分を高揚させるような香りです。」とのこと。

しかも素晴らしいことにこれらの香りはアロマテラピーの精油だけではなく、食品としてそのまま取り入れることが可能なものなのです。

ダイエットに適した香りの取り入れ方

◆1:食卓から取り入れる

グレープフルーツはそのまま食べてもOKですし、フェンネルやタラゴンはスープやハーブティーに、ペッパーはスパイスとして使用します。ワインに入れたり、お酢やオイルに漬けこんでもいいですね。

また、カフェインを組み合わせるとUCPの発現が促進されることも明らかになっていますので、コーヒーや緑茶などと組み合わせて摂取するとさらに効果的です。

◆2:ルームフレグランスを作る

グレープフルーツ、ペッパー、フェンネル、タラゴンとも精油があります。精油を利用して簡単なルームフレグランスを作ってみましょう。

【ルームフレグランスの作り方】
①ガラス製のスプレー容器に3mlほど無水エタノールを入れます。
②精油を6滴(組み合わせはお好みで)を入れます。例えば、グレープフルーツ精油4滴、ローズマリー精油2滴などもいいです。ただし、グレープフルーツ精油は光毒性があるので、お肌に直接つける場合には紫外線が当たらないよう注意が必要です。
③②に蓋をして振って混ぜ、その後精製水を27ml加えます。
 
◆3:お風呂で楽しむ

精油1〜5滴ほどを少量の牛乳、ポーションミルク、粗塩に混ぜてみましょう。
 
他にもグレープフルーツを食べた後の皮をストッキングなどに入れてお風呂に浮かべたり、タラゴンやフェンネルの葉を、ストッキングや細かい目の洗濯ネットに入れてお風呂に浮かべても効果があります。

「香りダイエット」は、簡単ですがものすごいパワーがあります。ぜひ、普段の生活に取りいれながら、ストレスフリーなダイエットをしてみて下さいね。

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瓜田綾子うりりん
パフュームセラピスト (公社)日本アロマ環境協会総合資格認定校、サロンAYA alchemic studio校長、同講師、セラピスト 1969年神奈川県藤沢市生まれ。 現在、夫、男児2人、長男夫婦と孫の7人大家族(サザエさんと一緒) 『美活は脳から』ということで、“ブレインビューティー”を提唱。 香りで自分のなりたいイメージをいつでも再現できるようにオリジナルの香り創りをし、...
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