2017年1月19日 更新

冬こそケアしたい!アーユルヴェーダが教える腸活のススメ

冬こそケアしたい!アーユルヴェーダが教える腸活のススメ

最近、耳にする機会が多くなってきた「アーユルヴェーダ」。「興味はあるけど、美容にとことんこだわる人やヘルシー志向の人向けで、私にはちょっぴり難しそう」と思っている人も多いはず。アーユルヴェーダは6000年前に、インドで始まったと言われる世界最古の伝承医療で、実はとてもシンプル!今日はちょっと気になる「アーユルヴェーダ」をデトックスと腸にまつわる切り口で紐解いてみたいと思います。

見直されはじめている「アーユルヴェーダ」とは?

アーユルヴェーダとは、世界最古の伝承医療と言われ、人が幸せに生きるための叡智が詰まったもの。それは、口に入れる食べ物の選び方、調理の仕方はもちろん、四季に応じた過ごし方、体調が悪い時のケアの仕方、日頃病気にならないための過ごし方など、色々な角度から深められたものでとっても奥深く、現代人の私たちにもすぐに生活に取り入れられるようなものがたくさんあります。

そんなアーユルヴェーダでは、カラダと心が健全な状態であることを「健康である」と定義しています。それはカラダが健康であれば、イライラしたり落ち込んだりといった心がざわつくことはなくなり、心が健康であれば、カラダはイキイキと健やかになると考えているからです。
また、健康なカラダ・心は、日々口にする食べ物をはじめ、口や耳にする音、言葉、鼻から吸い入れる空気、肌に触れるものから出来ていると考えます。そのため、できるだけ旬のもので、穏やかな気持ちで調理されたものを食べ、身に付けるものも自然でないもの(ケミカルなもの)を避け、目にするものはイキイキと生命がみなぎっているもの、空気もそうした自然が作り出すキレイなものが良いとされています。

日頃せわしなく動き回り、とりあえずで口にする食べ物。ついつい人の噂話に加担してしまいネガティブな発言をしてしまったり、掃除が面倒臭いと小汚い部屋で生活していたりと、現代人の多くが抱えてしまうそんなトラブルの元に警笛を鳴らしてくれるのがアーユルヴェーダだったりするのです。対処療法ではなく、本質的な部分で語られるからこそ、ハッとさせられることが多いのかもしれません。

アーユルヴェーダが発祥?デトックスの奥義は腸にあった!

そんなアーユルヴェーダですが、最近私たちの中でもよく口にする「DETOX(毒素排出)」は、アーユルヴェーダの健康法として生まれたものだったといったら驚くでしょうか。
そうなんです。水や白湯を飲んだり、油物を控えたり、じんわりと汗をかくような運動を取り入れたりしながら「DETOX」を一度はやったことがある人も多いのではないでしょうか。
それくらい、とっても取り入れやすいのがアーユルヴェーダなのです。もう少し詳しくお話しすると、アーユルヴェーダでは、カラダに取り入れるあらゆるものが血となり肉となると考える一方で、毒素もまた容易にカラダに取り込まれてしまうものだと考えられています。そのため、

(1)毒素を取り入れないこと 
(2)毒素を溜め込まないこと(溜め込まないカラダを作ること)
(3)毒素をしっかり排出させること 

が重要だと考えられており、腸が本来の働きができれば、溜め込まないカラダを作り、毒素はしっかり排出されていくということになるのです。だからこそ、腸はその「毒素排出」の要であり、腸の健康無くしては不可能なのです。

アーユルヴェーダ式腸活とその効果とは?

腸は第2の脳といわれ、実は腸の働きが鈍くなることで様々な不定愁訴(ふていしゅうそ)を引き起こすとされています。特に、冬になると乾燥しがちな空気とは裏腹に、水分を溜め込みやすくなるためバランスが取りづらく、カラダがかゆくなったり、だるい、重たい、といった症状や、むくみや体重の増加、眠気、寝付きや寝起きの悪さ、といった症状が出やすくなりますが、それらは全て毒素の仕業と考えられています。

腸には2つのゴールデンタイムがあるといわれており、食事後から3時間は消化・吸収のゴールデンタイム、夜22時~翌朝2時までの4時間は毒素排出のゴールデンタイムとされています。だからこそ、この消化・吸収のタイミングの過ごし方と、毒素排出を効果的にする日々のちょっとした工夫で、腸の働きを本来あるべき姿に戻してあげることができるのです。

アーユルヴェーダ式 消化・吸収のゴールデンタイムの過ごし方

消化・吸収のゴールデンタイムをしっかり有効なものにするには、まず3つのことに気をつける必要があります。

①(程よく)暖かい食事を中心に、消化の良いものを選ぶこと
②ひとくちを小さめにし、よく噛むこと
③食べている時、食べ終わった時は、姿勢に意識して背骨をまっすぐ立てておくこと

①〜③は、実は日本人には昔から馴染みにあるものだったりしますよね。お母さんたちは、出来立ての暖かい状態でご飯を食べさせようとしてくれたり、大きな口を開けずに食べなさい!と言われることもあったかもしれません。また、食べている時も姿勢よく!なんてことを言われた経験も一度や二度ではないはず。これらは全て「消化」のためにとっても重要な行為なのです。消化がうまく行われないと、カラダの中で取り入れるべき栄養とそうでないものとの区別がしっかりつかず、栄養も一緒に外に出してしまったり(やせすぎの人に多いですね)、反対に入らないものまでカラダに取り込んで蓄積してしまったりということにつながります。消化・吸収のゴールデンタイムの過ごし方で、実は太りやすさ、痩せやすさと言ったことも大きく関わってくるのです。

アーユルヴェーダ式 毒素排出ゴールデンタイムの過ごし方

アーユルヴェーダの代表的な健康法、それが「お白湯療法」です。お白湯は、朝飲むことでカラダに溜まった毒素排出を促すだけでなく、体温を上昇させ免疫力を高めるなどの行為があるとされます。

アーユルヴェーダでは、お白湯をとることで

(1)生命エネルギー(オージャス:心身を健康に保ち、体内の生命力・活力)

を増すとされています。また、

(2)消化力(アグニ:消化と代謝)を高める働き

があります。アーユルヴェーダでは溜まった毒素=アーマが病気を引き起こすと考えられており、アグニにより食べ物をしっかり消化することで排出を促し、毒素をためないカラダ・毒素を排出させられる力を備えるというわけなのです。

例えば私は、まず朝起きたら、キッチンに行き、起き抜けにやかんに水を入れ、火にかけ、換気扇を回しながら沸騰するのを待ちます。(*空気に触れさせるため、蓋は開けたままが良いとされています)その後、コップに沸騰したお湯を注ぎ、そのままごくごく飲める程度まで置いて起きます。その間に、顔と歯磨き、マウスプリング(オイルうがい)や鼻うがいをしてすっきりカラダを清めることで寝ている間にカラダから出そうとした毒素をしっかりと出しつつ、さらなる排出を促します。たった1杯のお白湯を飲むことも、毎朝続けることで風邪をひきにくくなったり、便秘がいつのまにか治ったり、アトピーや肌の乾燥が改善したりということが起こってくるのです。

最後に

今日のカラダの声を聞くと、昨日までに起こった嬉しいことも、悲しいことも、ストレスも実は全部わかったりします。そして、明日からの自分のために、今日やるべきことも教えてくれるのです。カラダの冷えは万病のもとと言ったりしますが、カラダの真ん中にあり元気の源であるお腹、腸をいたわり、明日からの一日が自分らしく過ごせるように、小さなケアを続けてみてはいかがでしょうか。

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Ayurveda and Yoga sAra主宰 アーユルヴェーダカウンセラー/ヨガインストラクター/ヒーリングセラピスト Myra Lewinに師事、ラージャヨガとアーユルヴェーダを学ぶ 全米ヨガアライアンスRYT200保持 the National Ayurvedic Medical Association (NAMA)正会員 大学卒業後、大手広告代理店にてマーケティング...
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