ペットを飼うとストレスが解消される!?
ニューヨーク州にある大学の研究結果によると、ストレスを多く感じている方は、動物と触れ合うことでストレス軽減の効果があるという結果が出ている上に、不快感や痛みの原因となる<不安>が解消され、日常で服用する薬の量が減るということもわかっています。
コレステロール値の低下
犬を飼っている方はご存知のことかと思いますが、犬にとってお散歩は必要不可欠ですよね。
朝や夜だけ、もしくは朝夜両方などご家庭によって回数や時間は変わるものの、毎日規則正しく運動をすることによりコレステロール値が下がり、心臓にいい影響を与えることがわかっています。
ペットを飼っている心臓発作患者は、飼っていない患者よりも長く生きることが多いというデータもあるようです。
精神や心の安定に繋がる
ペットによる癒し効果は、人の精神や心を安定させてくれます。動物はその場の空気を和ませ雰囲気をなごやかにしてくれるので、内向的な方でもペットを介して飼い主同士の交流が持てるなど、社交的にもなれるのです。
免疫力をアップさせてくれる
猫が喉を鳴らすのを聞いたことがありますか?あの<ゴロゴロ>という音には、人間のストレスを軽減させてくれる作用があります。
また、ペットを飼うことで動物の持つアレルゲンの影響で免疫力がアップするだけではなく、アレルギー耐性ができ、様々なアレルギーに強くなります。
今やなくてはならない存在のセラピードッグ
セラピードッグとは、高齢者施設などに犬を連れて訪問し、利用客が犬と触れ合うことで心身の癒しを得ることを目的とした療法です。
トレーニングをクリアしたセラピードッグは、癒しといわれる心理的部分、遊んだり触れあうために体を動かす身体的部分、コミュニケーションやつながりを育む社会性部分をひきだしてくれます。
子どもと動物が一緒に育つ環境
子どもが誕生するときにペットを迎え入れ一緒に育つ環境を作ると、まず子どもにコミュニケーション能力が備わります。
言葉を話せない動物たちが何を考えているのか、今は喜んでいる、悲しんでいる、怒っているなど相手の気持ちを考えられる子に育っていくでしょう。そして、十数年後…子どもが思春期を迎えるころになると動物は年をとり、やがて寿命を迎えます。そのとき、そのペットとずっと一緒に育ってきた兄弟同然の子どもは、命の大切さを学び、介護をしたり最期のときをともに過ごすことで、思春期に起こりうる非行行為の確率が大幅に下がるといわれています。
家族の一員であるペットたち
ペットといっても、飼っている人たちにとっては<家族>という感覚で過ごしているかと思います。
言葉が話せない分、感情の表現はストレートで、嬉しければ体全体で表してくれる動物には本当に癒されますね。セラピードッグが定着してきているように、何よりもやはりその癒し効果が、人間の心と体に健康をもたらしてくれているのではないでしょうか。