2016年9月6日 更新

花粉症も気にならない!?アーユルヴェーダ的 春をおもいきり楽しめる過ごし方

花粉症も気にならない!?アーユルヴェーダ的 春をおもいきり楽しめる過ごし方

冬の寒さがやわらぎ、少しずつ春の到来を感じはじめる今日このごろ。待ち望んだ春であるはずなのに、外のさわやかな風とは裏腹に、気分はどんより落ち込んだり、頭がぼーっとしたり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった花粉症の症状に悩まされる人も多いかもしれません。アーユルヴェーダでは、春はもっとも体調を崩しやすい季節だといわれており、その対策法もさまざま。今日は、私たちの強い味方となる、春の過ごし方・春のケア方法をお伝えします。

春に不調を感じる人が多いわけ

春、暖かい日差しとともに、草木の色も少しずつ色づき、閉ざされた冬から解放される季節ですが、そんな晴れやかな情景とは裏腹に、気分がすぐれなかったり、なんとなくだるい、重い、といった不調が出やすいのもこの季節。

実はアーユルヴェーダでは「春」は、もっとも注意深く体調をみる必要がある時期といわれています。なぜでしょうか。

寒い寒い冬の季節。外気温も低くなり、じっとすることが多くなりますが、一方で体はというと、熱を生み出すために活性化している時期といわれています。アーユルヴェーダの古典には「冬の季節のアグニは『石』でも消化できる」と書かれているほど、熱を発生させるために消化力が高まり、新陳代謝が活発になる季節といえます。

しかし、高まった消化力に任せてこの時期に食べすぎてしまうとどうでしょう。
いつもより少し多めにとった食事のせいもあり「アーマ」と呼ばれる毒素が、体の中に溜まりやすくなります。

ただし、冬の寒い時期はそうした「毒素」もひっそりとしているのですが、草木が芽吹く時期になると、そのアーマ=毒素が表面化し、風邪をひいたり、咳、鼻水が出たり、花粉症や目のかゆみなどのアレルギー反応が出ることも。

また、体が重く感じたり、なんとなくぼーっとするといった症状は、アーマ=毒素が外へ出ようとしている表れだったのです。

春はデトックスに適した季節!

春は、冬、知らず知らずの内に溜まったアーマ=毒素が外へ出ようとする季節。そのため、アーユルヴェーダでは「DETOX(デトックス)」にもっとも適した季節といわれています。
春の時期のデトックスは2段階で行うのがよいでしょう。

①ヴァータ(空・風の性質)を下げること

アーユルヴェーダでは、「トリドーシャ」といわれる3つのタイプにその人を分類し、体調・性格・状態・時間・季節などを見ていきますが、デトックスのためには冬の間に高まったヴァータ・ドーシャを下げることがよいとされています。

ヴァータとは、空・風の性質のこと。体が冷えたり、乾燥してしまうのも、ヴァータが高まっているときに起こります。そのため、体をゆっくり温めたり、オイルでしっかりマッサージをしたり、寝る前に電気を薄暗くし、心を落ち着かせてから休むなど、ヴァータの高まりをおさえることが大切。

食事においては、ジャガイモ、ピーマン、ニンニク、ナスといったヴァータを高める食べ物や、甘=甘いもの・鹹(かん)=しょっぱいもの・酢=酸っぱいものを避けるとよいでしょう。冷たい飲み物も体を冷やすのであまり飲まないようにしましょう。

②カパ(水・土の性質)を下げること

春は、カパの季節といわれています。カパとは、水・土の性質をもち、穏やかでどっしりと安定している一方で、活動量が落ちてじっとしやすくなったり、そのせいもあり太ったりむくみを感じやすくなるタイプのこと。

まずは、起床/就寝の時間や、朝・昼・晩の食事の時間を意識的に「規則正しく」すること。その上で、朝一番にお白湯を飲んで体を温めたり、午前中に適度に体を動かしながらカパを抑えるような行動をするほか、食事においては、辛=辛いもの・渋=渋味のあるもの・苦=苦いものを避けるとよいでしょう。

また、食事の前に、生姜のすりおろしに、ほんの少しの岩塩とレモンorライムを絞ったものを一つまみ口に入れ、ゆっくり噛みながら食べると、弱った消化力を整えることができるのでおすすめです。

1・活動をする(意識して生活に刺激や変化をつける)
2・毒素を取り除く
3・消化力を高める
4・生活リズムを整える
5・カパを整える(下げる)食事と生活

最後に

アーユルヴェーダの基本は「中庸」であること。
中庸とは、行動でいえば、やりすぎたり、やらなさすぎたり、メンタルでいえば、興奮したり、落ち込んだりといった極端な偏りのないこと。

UP/DOWNは心身ともに良くないとされています。体は私たちが考える以上に精密に作られているため、ちょっとやそっとのことでは壊れませんが、つまりは、少しおかしいぞ、と実感するときは、相当ダメージが蓄積された状態。

花粉症の症状や、なんとなく消化のスピードが落ちて、お腹になにかが入っているような状態が続く、といった、気をつけていないと見逃しがちな体の反応にも、デトックスの春だからこそ、いつもより少し注意深く観察してみることをおすすめします。

冬の間に溜まったアーマ=毒素が外へ出ようとしている状態であれば、「春だ!」と外へ飛び出したくなる気持ちを少し抑え、ゆっくり休息を摂ってデトックスを心がけ、体に無理をさせないこと。アーユルヴェーダはそんな風に、私たちが自分自身の意識と行動でもって、セルフメンテナンスする方法を教えてくれるのです。

今日も、あなたの体の声に耳を傾けながら、体が喜ぶ時間を過ごすことができますように。

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Ayurveda and Yoga sAra主宰 アーユルヴェーダカウンセラー/ヨガインストラクター/ヒーリングセラピスト Myra Lewinに師事、ラージャヨガとアーユルヴェーダを学ぶ 全米ヨガアライアンスRYT200保持 the National Ayurvedic Medical Association (NAMA)正会員 大学卒業後、大手広告代理店にてマーケティング...
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