2016年9月6日 更新

アーユルヴェーダ式・冬の寒い朝に食べたい「キレイになれる朝ごはん」

アーユルヴェーダ式・冬の寒い朝に食べたい「キレイになれる朝ごはん」

アーユルヴェーダという言葉を聞くと、オイルを使ったマッサージや、額にオイルを垂らすシロダーラをはじめ、最近ではココナッツオイルを使ったオイルプリング(オイルうがい)などを思い浮かべる人も多いと思います。でも実は東洋医学の原点ともいわれる、6000年もの前に生まれた世界最古の医学なのだと聞いたら驚く人もいるかもしれません。今日はそんなアーユルヴェーダの考えに基づいた、キレイになるための朝ごはんをお伝えします。

◆アーユルヴェーダの極意は1人1人違う体質に合ったきめ細かい処方

Doshas | Ayurveda Dosha

アーユルヴェーダを語る上でまず最初に語られるのが「トリ(=3つの)ドーシャ(生命のエネルギー)」です。

宇宙は、オームと呼ばれる微細な振動から生まれ、そこから空が生まれ、空に動き(動)が加わり風になり、風に熱(激)が加わり火となり、火に重たさ(重)が加わり水が生まれ、水に闇(暗)が加わり地が生まれました。

そうして、空・風・火・水・地の五元素が生まれ、それらが万物、たとえば人の身体や心はもちろん、時間や季節、物質や状態を生み出したといわれています。

アーユルヴェーダでは、それらを組み合わせ、空・風の性質をヴァータ、風・火の性質をピッタ・水・地の性質をカパと呼んでいます。

人それぞれこのトリドーシャのバランスは様々で、季節にも応じて常に変化しやすいこのドーシャバランスをその時々で観察しながら、生まれながらのその人が、もっともその人らしいところに戻るためのきめ細かい処方が行われるのです。

これを知っているのと知っていないのとでは、実は食べ物の効果も、ダイエットの効果も、すべてが大きくかわってくるのです。

◆アーユルヴェーダが教えてくれる美しさのための冬の過ごし方

冬場のこの季節は気温も下がり、日中と夜の寒暖の差が激しくなることから湿り気の多い季節といえます。
そのため、水・地の性質=カパが高まる季節といわれています。
カパの性質は、どっしりと重く、穏やかで、安定しています。

人の性格としては、忍耐力があり、物静かで穏やか、そして献身的な人を指します。
でも、このカパが上がりすぎると、保守的になりすぎたり、執着が強くなったり、太りやすくなったり、動きが鈍くひきこもるといった状態になります。

寒くなり、外に出るのが億劫になり、いわゆる「こたつみかん」を楽しむ寝正月に陥りやすいのもそのせいでしょうか。
そうならないために、水・地の逆の性質である、風や火の性質を高める必要があります。

冷たいものを避け、お風呂や岩盤浴などを楽しみながら体をしっかり温めること。
寒さに負けずに規則正しい生活を送り、体を動かすこと。食べ物も軽く、身体を温める作用のあるものをとるのがよいとされます。

◆冬を制すれば美も制する!?

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自然界では、秋は葉を落とし冬眠を迎える季節といわれていますが、実は、冬はこれから迎える春に備え、草木は芽吹きの準備をし、動物たちは春に洞穴から出て活動を始めるためのエネルギーを充電する季節となり、一年の中で最もエネルギッシュな季節といわれています。

そのため、アーユルヴェーダにおいても、冬はもっとも消化の火=アグニが活性化する季節といわれ、アーユルヴェーダの古典に、13種類あるアグニ(消化の火)のうち、冬のアグニはもっとも強く、「冬の季節のアグニ(消化力)は『石』でも消化できる」と書かれているほど。

そのため、この時期は何を食べても太りにくく、また、妊娠しやすい季節ともいわれています。
だからこそ、この季節にしっかり充電し、しっかりメンタル&ボディのケアをしておけば、これからの1年の大切な土台となるわけです。

レシピ①:身体も心もほっこりする♡リンゴのシナモン煮

Nutters For Butter: Cinnamon Sugar Apple Chips

そんな冬の朝ごはんにおすすめなのが、リンゴのシナモン煮。
1. フライパンにギー(アーユルヴェーダの濃しバター)を入れ、シナモンやカルダモン、ジンジャーなどの身体を温める性質のあるスパイスとほんの少しのお塩を入れます。
(※お塩は素材の甘味を引き立てるために入れます。蜜の多い冬のリンゴを使えばお砂糖いらずでヘルシーに仕上がります)

2. 1.に一口大にうすく切ったリンゴを入れ、中火にかけ、ふたをして水分がたっぷり出るまで火にかけます。ここででレモン汁をほんの少し絞ってアクセントを。

3. 軽く混ぜ合わせたら、そこからさらに、全体的にしんなりするまで弱火で煮詰めてできあがり。

リンゴはそのまま食べると空・風=ヴァータの性質があり、体を冷ます作用がありますが、シナモンやジンジャーなどのスパイスと一緒に煮こむことで、温める作用が生まれます。
冬の寒い朝に、しかもまだ身体が目覚めていない起きぬけのときには、優しい朝食がおすすめです。

レシピ②:ゆっくり温まるアーモンドミルクのジンジャーココア

betacyanin  –  Banana and Carrot Almond Milk

朝は英語でbreakfastといいますが、睡眠中のファスティング後の最初のごはんという意味。
だからこそ、消化を考え、身体に優しい食事が一番なのです。

また、アーユルヴェーダでは牛乳やチーズなどの乳製品は、重い性質があり、消化があまりよくないとされています。
豆乳も体を冷やす作用があり、あまり推奨されていません。

穏やかな朝におすすめしたいのは消化力を考えたジンジャーココア。
作り方は簡単!ココアパウダーにジンジャーパウダーとシナモンを加え、温めたアーモンドミルクをダマにならないようにゆっくり加えるだけで、できあがります。

冬を味方につけて、美しさに磨きをかけたいものですね!

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Ayurveda and Yoga sAra主宰 アーユルヴェーダカウンセラー/ヨガインストラクター/ヒーリングセラピスト Myra Lewinに師事、ラージャヨガとアーユルヴェーダを学ぶ 全米ヨガアライアンスRYT200保持 the National Ayurvedic Medical Association (NAMA)正会員 大学卒業後、大手広告代理店にてマーケティング...
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