2016年12月7日 更新

股関節が整えば太ももから美脚に!?

股関節が整えば太ももから美脚に!?

美脚とそうでない脚の違いは、太ももの筋肉のつき方によります。そして、この筋肉のつき方は股関節がどのような状態なのかが、大きく影響するといわれていますが、その股関節の状態に影響を与えるのが、股関節周囲の筋肉です。この記事では、どんな股関節が良いとされているのかと、股関節の使い方や効果的なエクササイズをお伝えいたします。

股関節の機能

股関節は、骨盤と脚をつなぐ大事な関節です。骨盤の骨にはくぼみがあり、そこに太ももの骨の頭がはまっているような構造で、脚を曲げたり伸ばしたり、脚を外側や内側に開閉したり、ねじったり、それらの組み合わせにより多彩な動きをする関節でもあります。
股関節の動きに関係する筋肉は非常に多く、大小合わせて20個以上あります。そんな股関節の前面には、鼠径(そけい)という大きなリンパ節があり、そこの滞りは脚先の浮腫みの原因にもなります。股関節が原因で、腰痛が生じる事もあるそうです。そんな大事な股関節ですが、実は日常生活では十分に使えていないケースが多いです。

股関節を上手く使えていないケース

デスクワークが多い方は、座っている時間が長く、股関節をねじる動作が少ないため、股関節をねじる筋肉が衰えていることが多いといわれています。股関節をねじる筋肉とは「股関節外旋筋群」と呼ばれ、お尻の奥の方にあり、6つの筋肉で構成されています。その筋肉は、太ももの骨の頭を骨盤に引き寄せる力を持っています。その股関節外旋筋群が上手く使えないと、引き寄せる力が弱り、太ももの骨が骨盤から離れ、外にずれるということになります。そうすると、太ももの上の方(ズボンの外ポケットの辺り)が左右に出っ張り、ラインが崩れます。外側の筋肉や靭帯ばかり使い負担がかかることで、硬く凝ってしまったり、内ももの筋肉を使えず脂肪が溜まり、外側の筋肉ばかりが必要以上に発達してしまいます。その結果、O脚で外に太くなった太ももになってしまうことも…。

内ももの筋肉は骨盤を安定させるための骨盤底筋と繋がっているため、内ももの筋肉が弱るという事はさらに骨盤を歪ませ、下半身太りを助長させてしまいます。

骨盤底筋についてご紹介しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてください。

股関節外旋筋群を鍛えるエクササイズ

「クラム エクササイズ」という理学療法やピラティスなどで行われるエクササイズになります。股関節の安定を促すエクササイズで、主に股関節外旋筋群と中殿筋後部繊維という筋肉のためのエクササイズです。あくまでも、筋肉のコントロールを促すエクササイズで、筋力アップのエクササイズではないので、力任せではなく丁寧に行うことが大切です。

【方法】
①左向きに寝て、上体と太ももが120度の角度になるように軽く曲げます。
このとき、左腕を枕の代わりにして頭を支えると首が楽だと思います。また、上から見た時に肩・腰・足の裏を結んだ線が一直線になるようにします。

②かかと同士をくっつけたまま右膝を開くように動かします。
上半身・骨盤は左向きの状態のまま動かないように安定させていてください。このとき、上半身が仰向けならないように注意してください。

③開いた状態で10秒キープ、その後10回開閉します。
慣れてきたら20秒キープの後20回開閉します。

④反対向きも同様にして行います。

かかとがくっついている状態で行うことが大切です。そうすることで、右のお尻の奥の方に刺激を感じると思います。120度の角度だけでなく、股関節を様々な角度でこのエクササイズすることで、筋肉の使い方も変わってくるので、角度を変えて試してみてください。

最後に

いかがでしたか?
横向きに寝てテレビを見ながらでも出来るこのエクササイズ。ぜひ、チャレンジしてみてください。
それ以外にも歩き方や姿勢など、股関節を上手に使うことが大切になってきます。このエクササイズだけでなく、普段から正しい姿勢を意識することも大事なポイントです。

骨盤・股関節が整い、美脚になれる姿勢や歩き方など、またお伝えしていければと思います。

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理学療法士 ローカルに根差した活動が中心.20代後半~40代女性を中心に,身体解剖生理学や身体運動学を基本としたサービスを提供. 美姿勢やウォーキング,体幹エクササイズ,美脚エクササイズなど. また,外反母趾や産後トラブルに対するアドバイスなど,女性特有の問題をリハビリテーションの観点からもサポートを行っている. 【趣味】ゴルフ・スノーボード・アウトドア.週3~4の頻度で...
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