2016年9月6日 更新

艶のある髪と潤い肌を手に入れる!【冬の乾燥対策】

艶のある髪と潤い肌を手に入れる!【冬の乾燥対策】

年末年始の色々なイベントにお呼ばれされる機会が増えて、鏡を見る回数も増えますよね。この時期、鏡に映った自分をよくよく見てみると、髪に艶もない&肌も乾燥している…と思われている方も多いのではないでしょうか。今回のコラムでは、そんなお悩みに対して中医薬膳学から対策方法をお伝えします。

髪と肌のさまざまな乾燥要因とは?

健康的な髪とは、艶があり、毛量も豊かで、抜け毛が少ないのが特徴です。

中医学では髪は「血の余り」といわれ、血の状態が良ければ美しい髪が手に入ると考えられており、また、髪の状態はそのときの「腎」の働きの良し悪しの判断材料となります(辰巳2014)。
別のコラムで紹介させていただいたとおり、冬の間は、腎の働きが活発になるので、髪の状態は大きく影響を受けることになります。

肌に関しては、「肌は内臓の鏡」といわれるように、各臓腑の働きが良ければ、弾力や潤いがあり、血色のよい肌になると考えられています(辰巳2013)。

乾燥に関しては、特に「肺」の働きに関係しています。肺が上手く機能できていないと、皮膚・髪に営養が行き渡らず、乾燥が進行してしまうと考えられています(辰巳2013)。

また、外因としては、外気の寒さと空気乾燥も、髪と肌の状態に大きく関わります。
寒さで「気」(エネルギーのようなイメージ)と「血」の体内の巡りを悪くし、また、乾燥した空気は、体内の水分を消耗させるため、肌・唇・髪の乾燥を悪化させてしまう、という悪循環に陥ってしまいます(辰巳2013)。

では、こういった髪・肌の乾燥対策によいメニューをご紹介させていただきます。

「血」、「腎」についてはこちらのコラムをご覧ください。

旬の食べ物を取り入れて髪と肌の乾燥対策!

旬の牡蠣とお野菜を食べて温まりながら乾燥対策!

<牡蠣と野菜たっぷりミルクスープ(2人分)>
◆材料:
牡蠣………8個
レンコン………30g
ニンジン………1/2本
ホウレン草………1束
玉ネギ………小1個
牛乳………1カップ
粉チーズ………50g(他種のチーズで代用も可)
水………3カップ
白ワイン………大さじ1(牡蠣洗い用)、大さじ3(シチュー用)
片栗粉………(適量)
塩・胡椒………(適量)

◆簡単な作り方説明:
(下準備)
①牡蠣を塩水洗いし、水気をとる。その後、白ワインを大さじ1ふりかけ、軽く塩・胡椒をかけ、片栗粉をまぶしておく。

②玉ネギは薄切り、ほかの野菜は一口サイズに切っておく。

(作り方)
①鍋にオリーブ油を入れ、玉ネギが黄色になるくらいまで炒める。その後、レンコンとニンジンも一緒に炒める。

②①に水を加え、野菜が柔らかくなったら白ワイン、牛乳、チーズを加え、一煮立ちさせる。

③鍋に、ホウレン草と牡蠣を入れ、さらに約5分煮込む。

④最後に塩で味をととのえてできあがり。

POINT!

・旬の牡蠣とレンコン(火を通したもの)は、血を養いながら皮膚再生をさせて、美肌へ!
・牡蠣、牛乳、チーズの組合せは、血を補いながら肌と髪に潤いを与える。
・ニンジン、ホウレン草は、血をつくりながら潤いを与える。
・玉ネギとワイン(酒)をプラスすることによって、気(エネルギー)の巡りを良くさせながら、血の巡りも良くする。

参考文献
辰巳洋(2014)『実用中医学-一冊でわかる基礎から応用』東京:源草社
―――(2013)『実用中医薬膳学』千葉:東洋学術出版社
劉海洋・永田楓美子・鷲見美智子(2013)『食薬学(第8版)』東京:本草薬膳学院

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野本 佳代子
国際薬膳師 Cocoro薬膳ブランディングプロデュース 米国大学の心理研究学科を卒業後、東洋医学・中医薬膳学の世界へ。2015年に国際薬膳師資格取得後、本格的に色々なテーマで「薬膳×心理学」をご紹介しております。難しそうで、毎日の食事にはちょっと…というイメージを持たれやすい中医薬膳学の概念を、簡単に分かりやすく!をモットーにお伝えいたします。 「美は1日にして成らず」と云われるとお...
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