2016年9月6日 更新

気になるシミのタイプ別対策と効果のある美白成分

気になるシミのタイプ別対策と効果のある美白成分

シミはそのタイプにより、とるべき対策が変わってきます。そして美白化粧品には「美白成分」という厚生労働省認可成分が含まれているものがあるため、それらをよく知り、より自分に合った美白化粧品を選ぶことが大切です。そうすることで、より美白効果が期待できます。

シミのタイプ別対策方法

◆炎症性色素沈着
過去に皮膚の炎症や傷が色素沈着してシミになったものです。
ニキビの跡・傷跡など、通常、一時的に肌が薄茶色になって消えていくものが残ってしまったり、虫刺され・脱毛などで肌が炎症を起こし茶色から黒色に残ってしまったものです。

美白成分としては、「ビタミンC誘導体」がオススメです。透明感やツヤのある肌に導きます。
対策方法は、基本的にはターンオーバーの促進(ピーリング)が有効です。

◆老人性色素斑
シミの中でも最も多い日焼けによるシミです。
紫外線対策を怠っている人に多く現れ、骨格の高いところにできやすいのが特徴です。

美白化粧品を使って早めの対策をとることが大事です。初期の薄い茶色のシミには美白成分が有効で、紫外線をブロックするためには、いわゆる日焼け止めを丁寧につけるこで、紫外線をカットする方法が最重要でしょう。

◆雀卵斑(ソバカス)
主に目の下にできる細かな色素斑のことです。
原因は遺伝によるもので、紫外線が当たると広範囲に広がったり濃くなります。

メラニン生成を抑制することで薄くはなりますが、遺伝的要素が強いため美白化粧品だけでは対策が難しいです。
紫外線をブロック(日焼け止め)することにより、シミの色が濃くなるのを防ぐことができます。

◆肝斑
目の下に左右対称に近い形で現れるシミです。
女性ホルモンと関係が深いといわれ、妊娠や更年期・閉経時などに現れることがあります。

対策としては、メラニンを抑制することで透明感を引き出したいところ。
具体的には、メラニン色素の生成を指示する伝達物質を阻害する「トラネキサム酸」が有効です。服用する際には容量・要項を守りましょう。

◆花弁状色素斑
強烈に日焼けすることで現れる、花びら状のシミです。

美白化粧品は、メラニンが真皮まで到達してしまっているので期待できません。
熱を持っているので、冷やしてからビタミンCを摂取しましょう。

シミのできる過程と美白成分が働くタイミングは……?

紫外線によるシミのできる流れには3つのステップがあります。(◎は厚生労働省認可)

① 紫外線で刺激された表皮細胞からメラノサイト(イメージとしては工場のようなもの)に「メラニンを作れ」という信号を出します。

ここではメラノサイトへの信号をブロックする美白成分(下記)が有効です!
◎カモミラET:カミツレの葉から抽出した成分で、透明感を引き出します。
◎トラネキサム酸:チロシナーゼの生成をブロックします。
・t-AMCHA (t-シクロアミノ酸)

② 「メラニンを作れ」という指令がメラノサイトに届くと「チロシン」というアミノ酸を生成し、それを「チロシナーゼ」活性酵素が取り込みメラニン色素が生成されます。

ここで今度は、下記のようなチロシナーゼ酵素の活性を阻害する美白成分が有効になります!
◎ビタミンC誘導体:ビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えたもので、ハリ・透明感を引き出し、エイジングケアやニキビ対策にも作用します。
・ハイドロキノン

◎アルブチン:コケモモや梨から抽出された成分で、チロシナーゼに直接作用しメラニン生成をブロック。
◎コウジ酸:麹職人の手が白く滑らかであることから発見につながった成分で、麹由来のもの。
◎エラグ酸:野菜や果物に含まれる天然のポリフェノール系物質。若々しさを保つ働きと透明感を引き出してくれます。

◎プラセンタエキス:チロシナーゼの働きをブロック。胎盤から抽出された成分です。
◎トラネキサム酸:チロシナーゼ生成をブロック。
・油溶性甘草エキス(グラブリジン)

また、下記のチロシナーゼ自体を減らす美白成分も有効でしょう。
◎マグノリグナン:チロシナーゼの成熟化をブロック、透明感のある肌を保ちます。
◎リノール酸:不飽和脂肪酸の一種で、チロシナーゼを減らす作用があり、サフラワー油などから抽出。

③ メラニン色素が表皮へ。
メラニン色素は、皮膚に入ってきた紫外線を吸収し、紫外線による炎症を防止し細胞が傷つくのを防いでくれます。メラニン色素が作られることが問題ではなく、過剰に作られ、皮膚に残ってしまうことが問題なのです。

ここでは、下記の表皮細胞へのメラニン色素受け渡しを阻害する美白成分が有効です。
・D-メラノTM

なお、メラニン色素の生成は、紫外線などから肌組織を守るためのもので、役目を終えると皮膚の新陳代謝とともに排泄されます。
しかし、何らかの要因でメラノサイトの過剰な活動が止まらず、メラニン色素が作られ続ける場合や、新陳代謝のサイクルに問題が生じると、シミとなって残る場合もあります。

美白は継続にあり!

シミの原因となる紫外線は一年中降り注いでいて、メラニン色素は常に作られています。
美白成分をつけたりつけなかったりすると、当然ながらシミの温床を作ってしまうことになります。
シミの対策で大事なことは、美白成分によって事後ケアをするのではなく、シミを作らない予防を行うことなのです。

美白化粧品は「一年中使う!」ということを意識しましょう。
化粧水・乳液・クリーム・マスク・美容液などさまざまな美白化粧品がありますので、美白成分の知識をしっかり持った上で、いろいろと試してみることをオススメします。
美白化粧品はオールシーズン使う方が圧倒的に効果的です。美白を思うなら常に続けることが大切です。

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ビューティーエイジングコラムニスト 企業セミナー講師 ブライダル司会 コーチングプロコーチ 【保有資格】 ▪︎一般社団法人日本化粧品検定協会 認定コスメコンシェルジュ ▪︎日本コンタクトセンター教育検定協会 認定ラーニングファシリテーター ▪︎公益社団法人日本電信電話ユーザ協会講師 ▪︎ASTRO-L認定プロコーチ その他多数 はじめまして。 企業セミナー...
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