2016年12月7日 更新

今も昔も女性の憧れの着物 大島紬を普段着に♪

今も昔も女性の憧れの着物 大島紬を普段着に♪

高価な着物としても有名な大島紬ですが、最近は種類も様々です。ここでは伝統を守りつつも、素敵な変化を遂げている大島紬の魅力をご紹介します。

大島紬とは?

鹿児島県奄美大島と鹿児島市周辺、宮崎県都城市でつくられている平織りの絹織物。奄美大島で作られているものを「本場奄美大島紬」、鹿児島、宮崎で作られているものを「本場大島紬」とよびます。
紬と名前はついていますが、実際には紬糸は用いず、現在は経糸、緯糸ともに絹糸を用います。

大島紬には、従来の泥染のほか、植物染の糸で織る「草木染め大島」、多彩な色糸を用いた「色大島」、白泥で染めた糸で織る「白大島」、薄く細い糸で織られた「夏大島」などがあります。

紬はジーパン?

染大島です。地色が青のような紫のようななんとも言えない素敵な色で、なおかつ赤の格子状のラインがとても今っぽい着物です。

よく説明に用いる例えですが...小紋がワンピースだとしたら、紬はジーパンです。
最近、染大島の訪問着などをよく見かけますが訪問着とは通常は礼装です。そのため大島紬は一部のものを除くと訪問着には使えないという残念な点があります。
購入するとお安くても10万円くらいから上は何百万円をくだらない大島紬ですが、それでもジーパンと同じように普段着なのです。 

ただ、反対にカジュアルなシーンをグッと格上げしてくれるのも紬です。パーティーや披露宴の2次会などには全く問題なく着られますし、華やかさがありとても素敵です。

大島紬は着心地抜群!

染と織で模様を出している大島紬です。チェックのような柄付けの小紋感覚で着られる紬で、どんな帯にも合わせやすく出番のとても多い1枚です。

大島紬の質感はさらりとしていて軽いのが特徴。冬は寒いので紬は着ないという方もおられるほど着るとひんやり感があるので、単衣の前後(主に5月、10月)の暑い時期には本当に最適です。
もちろん冬でも着られるものなので真冬の屋内の暖房が暑くて苦手、という暑がりさんにもおすすめですね。

男物の大島紬をお直し

こちらは元々男物の大島紬。

男性はつい丈で着るので仕立て直しの時には必ず身丈の確認を。洋服だと仕立て直すのはかなり難しいものですが、着物は寸法さえ合わせられればほぼ仕立て直しが出来ます。
黒地に青緑のかすり模様は女性でも問題なく着られます。ご家族や大切な方から譲り受けた着物を仕立て直して着用し、また大切な方に譲っていく...そんなことができるのも着物の良いところ。
想いのこもった着物は、本当に大事に長く着ていきたい1枚になります♪

永遠の憧れは白い着物の女性

最後に白大島です。
現在、白大島の織手さんの数が減ってきているようです。これからとても貴重なものとなっていく品物でもありますね。

白い着物は汚れが目立つから避けている...という声は良く耳にします。確かに否定は出来ませんが、最近はガード加工で汚れを付きにくくする&落としやすくすることが可能です。風合いなどはさほど変わらないので、白い着物の場合はガード加工をおすすめします!

白い着物をスカッと着こなす女性は、今も昔も憧れの的ですね。


いかがでしたか?
日常を華やかに彩る紬の数々。ぜひ普段着にも着物を取り入れてみてくださいね。

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杉本 絵美
和装コンシェルジュ 呉服屋勤務時に着付け、茶道と和文化に触れる。着物に関わることにより【和美人】として生活が変わっていく方々をもっと増やしたいと和装コンシェルジュ・着物アドバイザーに転身。現在、都内大手百貨店などで年齢に関係なく美しくいられる着物のトータルコーデを提案しています。
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by杉本 絵美

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