基本の塗り方は縦グラデーション・横グラデーション
縦グラデーションは、最もポピュラーなアイシャドウの塗り方ではないでしょうか。眉下から目の際に向かって濃いカラーにする方法です。目の縦幅が強調され、気軽に目力アップさせられる方法です。
また、横グラデーションをしたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。目尻側から目頭側に向かって徐々に色味を薄くしていくアイメイクテクニックです。こちらのグラデーションでは、目の掘り深さを表現することができるので、ハーフ顔を目指したい方にもおすすめです。
上記のアイシャドウの塗り方は、一般的にもよく使われています。縦グラデーションと横グラデーションを気分で使い分けても良いですが、もうちょっと違ったメイク術をマスターしてみませんか?
今回ご紹介するのは、斜めグラデーションと立体強調グラデーション。斜めグラデーションは、目の彫りを出すとともに縦幅を強調することもできます。立体強調グラデーションは、その名の通り立体的なまぶたに見せる方法です。縦グラデーション以上にハーフ顔に近づけるかもしれません。日本人特有ののっぺりとした顔に悩んでいる方は、ぜひ挑戦してみてください。
一風変わったグラデーション方法ですが、一度マスターするとハマるかも!?ぜひ参考にしてみてくださいね。
縦グラデーションと横グラデーションの良いとこ取り!?斜めグラデーションの方法
まず、斜めグラデーションの方法からご紹介します。
大きめのブラシでミディアムカラーをオン。アイホール全体にふんわりと入れましょう。次に、小さめのブラシで締め色を入れます。これを入れる場所がポイントです。目尻〜目尻側2/3まで、楕円状になるように乗せましょう。この締め色を、斜め上部分に向かってボカしていきます。境界線がグラデーションになるようにしてくださいね。最後に、眉下に眉下にハイライトを入れて完成です。
アイホールを斜めに分断するような形で色を入れ、ボカしていくイメージにすると良いでしょう。同系色から初めてみて、慣れてきたら全く違ったカラーを使ってみてもオシャレです。都会的なイメージになりますよ。
より掘り深く!立体強調グラデーションの方法
次に、立体強調グラデーションの方法をご紹介します。
アイホール全体にミディアムカラーをふんわりと入れます。こちらも大きめのブラシで乗せるのがポイントです。ミディアムカラーを入れたら、少し太めのブラシで目尻側に締め色を入れます。まつ毛の際からアイホールまでの縦幅で、逆向きの「く」の字を描くようにして入れましょう。そして、小さめのブラシで目頭側にも締め色をオン。こちらも「く」の字になるようにしてください。目尻、目頭側に締め色を入れ、まぶた中央部分を膨張させて見せるテクニックです。ボカしも丁寧に。中央部分から外側へ向かって、少しずつ境目をボカしていきます。小刻みにするとキレイになりやすいです。最後に眉下にハイライトカラーを入れてできあがりです。
こちらのグラデーションは、目の彫りを強調する目的なのでブラウン系のアイシャドウパレットを使うのがおすすめです。より自然な彫り深さが出て、ハーフ顔に近づけるでしょう。
グラデーション方法も少しだけ変えて♪マンネリアイメイクを打破しよう
このように、グラデーションの方法を少し変えるだけで目元の印象が変わってきます。普段施している縦グラデーション・横グラデーションも良いですが、たまにはメイク方法を変えてみると気分も変わるでしょう。なんとなくグラデーションを作っているのであれば、少しだけアイメイクを見直してみて。いつもより目力がアップするかもしれません。
アイメイクを変えるとき、アイカラーを変えてみるというのも一つの手ですが、グラデーションを変えるというのも雰囲気を変える方法になります。メイクテクニックを増やしてみて、幅を広げてみませんか?マンネリ化していたアイメイクも、楽しくなるはずですよ。