2016年9月6日 更新

美肌を作る「常在菌」を増やしてキレイになろう!

美肌を作る「常在菌」を増やしてキレイになろう!

人間の体には、とてもたくさんの常在菌がすんでいます。肌にはおよそ1兆個、腸には100兆個も存在しています。その中でも美肌に関する「皮膚常在菌」「腸内常在菌」を紹介します。

菌って悪者?それとも……?

菌と聞くと、「汚いから殺菌しなきゃ…」と思ってしまいがちです。
しかし、菌の中でもキレイになるために重要な役割を持っている菌もいます。
肌には皮膚常在菌、体内には腸内常在菌がいて、体を健康にしてくれたり、体内の代謝や便通をしっかり整えて、お肌もキレイにしてくれます。

最近は、清潔に敏感になりすぎて必要な菌まで殺してしまう傾向になってきています。
菌=悪者扱いせず仲良く付き合っていけるようにしたいですね。

お肌と腸の関係!

人のお肌と腸には密接な関係があるのです。
お肌を作る栄養素は腸で吸収されます。
腸の状態が悪ければ栄養素がうまく吸収されないだけでなく、毒素も排出されなくなります。

また、腸にはたくさんの細菌がすんでいて、この腸内細菌は人の分泌する消化液や消化酵素では消化できない栄養分を分解したり、体内では作ることのできないビタミンを合成するなど、大切な役目を担っています。

腸内細菌のバランスが崩れると、便秘になるなど、肌トラブルの原因が発生します。
近年の国民調査では、「日本女性の48%が便秘」という結果が出ています。
便秘は、腸内の善玉菌が減り悪玉菌が増える、という腸内環境の悪化が大きく関与しています。
逆にいえば、腸内の常在菌のバランスが整えば、お肌も元気になっていくということです。

腸内細菌のバランスを整える

腸内細菌は3種類に分類されます。
「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」です。

「日和見菌」というのは、善玉菌・悪玉菌のどちらにも属さず、どちらか優勢な方に働く菌です。
理想のバランスは、「善玉菌2 : 悪玉菌1 : 日和見菌7」だといわれています。
悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすことが腸内環境を整えることになります。

善玉菌を増やす食べ物

腸内細菌のエサは、私たちの食べている食べ物です。
善玉菌を増やしてくれるものとしては、乳酸菌やオリゴ糖、腸のコンディションを整える食物繊維を積極的に取りましょう。

●乳酸菌・ビフィズス菌
ヨーグルトや発酵食品(キムチや漬物など)に多く含まれています。
乳酸菌・ビフィズス菌は、胃酸などで死滅してしまい、全てが腸に届くわけではありません。
しかし研究が進み「腸まで届く」乳酸菌やビフィズス菌が増えています。

●オリゴ糖
乳酸菌のエサとなって、善玉菌を増やします。

●食物繊維
食物繊維は腸内を善玉菌の棲みやすい環境に変えることができます。
腸を刺激し、便の量を増やして、排便を促す作用もあります。

お肌に生息している菌は……?

お肌の上に生息している菌を「皮膚常在菌」といいます。
表皮ブドウ球菌・アクネ菌・マラセチア菌・黄色ブドウ球菌などがあり、それらの菌はおよそ1兆個生息しているといわれ、肌の上にある皮脂や汗をエサにしています。

常在菌は通常、害を持たず、安定して生息することで病原性微生物の繁殖を抑える役割を果たしています。
何らかの原因でバランスが崩れると、お肌のトラブルの原因になります。

例えば、アクネ菌ですが、アクネ菌は肌のどこにでも存在する常在菌で、ストレスやホルモンバランスの乱れにより皮脂が過剰に分泌され毛穴を塞ぐと、そこにアクネ菌が増えてニキビができてしまいます。

中でも美肌菌と呼ばれる、「表皮ブドウ球菌」は肌の皮脂を食べてグリセリンを排出しています。
グリセリンは保湿・うるおい・バリアなどの効果が期待される成分で、化粧水や化粧品などに多く使われている成分なのです。

美肌菌チェック!

一年中、紫外線対策をしていますか?

紫外線は、お肌の細胞を傷つけ、細菌を傷口から侵入しやすくしてしまいますので、一年中、紫外線対策を心がけましょう。

エアコン・ストーブなどによるお肌の乾燥対策はしていますか?

お肌が乾燥すると、肌細胞の免疫力が下がり、バランスを崩してしまいます。
そうするとお肌がダメージを受け、悪玉菌が増えて悪さをしてしまいます。

体を温めてますか?

体が冷えると血行が悪くなり、新陳代謝も悪くなり、バランスが崩れ、乾燥やしわの原因になります。

洗顔は1日2回まで…

洗いすぎは必要な油分まで落としてしまい、お肌のバリア機能を低下させてしまうことがあります。

ストレス発散してますか?

ストレスは万病のもとともいわれ、体やお肌を守る正常な機能を低下させます。
上手に発散してストレスをためないように心がけましょう。

ぐっすり寝ていますか?

睡眠不足は、お肌を正常に保つホルモンなどの分泌を阻害してしまいます。
快眠を心がけましょう。

常在菌を味方につけましょう!

皮膚常在菌が安定して生息できる環境作りは、美肌作りにつながります。
お肌が受ける外部刺激(花粉・カビなど)や病原体のようなものも、ちょっとしたものであれば皮膚常在菌が守ってくれ、肌トラブルのない強い肌を作ることができるのです。

不潔になると皮膚常在菌が増え、肌トラブルの原因となり、肌を過剰に洗いすぎると皮膚常在菌を殺すことにもなるので注意が必要です。
洗いすぎ、与えすぎの適切なケアを意識し、また食生活のバランスを整え、皮膚常在菌と上手に付き合いましょう。

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ビューティーエイジングコラムニスト 企業セミナー講師 ブライダル司会 コーチングプロコーチ 【保有資格】 ▪︎一般社団法人日本化粧品検定協会 認定コスメコンシェルジュ ▪︎日本コンタクトセンター教育検定協会 認定ラーニングファシリテーター ▪︎公益社団法人日本電信電話ユーザ協会講師 ▪︎ASTRO-L認定プロコーチ その他多数 はじめまして。 企業セミナー...
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