2016年12月7日 更新

それってイライラ太り?ココロからすっきり年始太り対策

それってイライラ太り?ココロからすっきり年始太り対策

新しい年が明けて、仕事もプライベートも忙しく過ごされている方も多いこの時期。生活習慣、食生活、ストレス過多など、中医学では肥満はいろいろな要因から説明されています。今回のコラムでは、感情バランスの崩れによる「イライラ太り」と、その対策についてご紹介させていただきます。

肥満要因の一つ「イライラ太り」

年明けから膨大な仕事量に神経をとがらせ、イライラ・ストレスをためてしまっている…、ため息をよくつく…、なんだかボディラインが前より気になるようになった…、心当たりがある方はもしかしたら「イライラ太り」かもしれません。

一言で肥満といっても、その要因はさまざまです。
中医学の説明では、(a) 暴飲暴食、食べすぎ、(b) 寒さ・冷え、(c) 水太り、(d) 気(エネルギー)不足、そして(e) ストレスによるものなどが挙げられます(辰巳2013)。

「イライラ太り」は、「肝」(肝臓のイメージ)の機能失調が要因と考えられています。「肝」は感情バランスと密接に関連していて、また情緒の中で「怒り・イライラ」の影響を最も受けるといわれています。

「肝」の代表的な働きの一つは、気の流れをスムーズに調節すること(辰巳2014)。つまり、ストレスがたまり、イライラしすぎると、気を巡らせる「肝」の働きが上手にできなくなり、その影響でほかの臓腑の働きにも問題が出やすくなってしまいます。

また、中医学では「気血同行」という考えがあります。この考えは、気と血は一緒に巡るため、気が巡らなければ血も巡らない、という意味です(辰巳2014)。
つまり、「肝」が上手く機能しなくなると、気が滞り、血の流れもスムーズでなくなり、代謝が円滑に行われなくなってしまうということです。

そのため、怒りすぎや過度のストレスを抱えた状態が長く続いてしまうと、肝の機能失調により、ほかの臓腑(とくに消化器系)の調子まで崩れ、太りやすくなってしまうという悪循環に陥ってしまうと考えられています。

冬のイライラ太りにはヨガが最適!

冬のこの時期、中医学では、とにかく「休養・補う」ことが大切と考えられています(辰巳2014)。今年は暖冬といわれ暖かい日が続いておりますが、自然界においては、昆虫や動物たちは冬眠時期。冬以降の春、梅雨、夏、秋の各季節で、元気に過ごせるようにと体力温存している真っ最中です。

人間も同じような考え方で、これからの各季節で活発に行動できるように、身体を休ませてあげること、また心穏やかにゆったり、のんびり過ごすことが必要と考えらています。

そのため、体重減量を目的とした激しいエクササイズではなく、冬の間は、心ゆったりとリラックス効果も望めるウォーキングやヨガを取り入れたダイエット方法がおすすめ!

とくに、ヨガで取り入れられる呼吸法は、自律神経を整えてくれることでもよく知られています。深い呼吸を重ねることによって、リラックス効果が期待できると考えられているので、「イライラ太り」に当てはまる傾向が強い方、ヨガを実践し、心と身体をすっきりされてみてはいかがでしょうか?

参考文献
辰巳洋(2014)『実用中医学-一冊でわかる基礎から応用』東京:源草社
―――(2013)『実用中医薬膳学』千葉:東洋学術出版社

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野本 佳代子
国際薬膳師 Cocoro薬膳ブランディングプロデュース 米国大学の心理研究学科を卒業後、東洋医学・中医薬膳学の世界へ。2015年に国際薬膳師資格取得後、本格的に色々なテーマで「薬膳×心理学」をご紹介しております。難しそうで、毎日の食事にはちょっと…というイメージを持たれやすい中医薬膳学の概念を、簡単に分かりやすく!をモットーにお伝えいたします。 「美は1日にして成らず」と云われるとお...
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